自然に親しみ、観て触れて学びながら、自然を守ろう

高屋町の「仙石庭園」庭石(岩石)の見学

東広島市高屋町の「仙石庭園」(山名征三氏所有)庭石(岩石)の見学

講師 沖村顧問・・20人参加


 中国新聞に「仙石庭園」の小さな記事が掲載されていたので、その存在は知っていた。本年のお花見時期(4月15日、木曜日)に、船越雄治さんの案内で沖村先生と下見に出かけた。

 駐車場の看板には金、土、日曜日に無料開放するとあった。下見の日は木曜日であったが、我々3名は無礼にも、無断で入ったのである。というのも、入口から、石好きの3名を魅了する岩石が並んでいたわけである。

 石に招かれた、吸い寄せられたというべきか。三波石など日本全国の巨大な銘石が次から次へと連なっていた。その規模の凄さは新聞記事からは想像もつかないものであった。

 奥の方で、築庭の工事の音がしていた。気持ちの良い庭園であった。私達3人は「自然研の行事としてここの見学会をしよう」と即決した。運よく所有者である山名征三氏と出会い、自然研のお話もできた。新川英明顧問を良く存じ上げていると仰られる。不思議なご縁を感じた。

 行事の実施日は、沖村先生が配置されている岩石を説明された。山名さんもご一緒され、石の魅力を熱く語られた。真夏の炎天下であったが、東屋で持参の弁当を食べるときなどさわやかな初秋の涼風も感じられ、たっぷり用意された氷や冷水も余るほどであった。山名さんの奥様から冷菓の差し入れをいただき、一同感激した様子であった。

 赤い石あり、青い石ありで華やかである。滝あり、橋ありで澱みがない。雨上がりは石の色がひときわ綺麗で良いそうである。

 なお、このお庭はまだ完成していないそうで、山名さんは仕事の合間に、ほとんど毎日覗かれるとのことであった。

 作成されたチラシを以下に掲載する(残念ながら、紙面の都合で白黒、表だけ)。

 ご存知ない方はぜひ一度訪園され、「石たち」に癒され、至福の時間を過ごされるようお勧めする。

 山名ご夫妻には、参加した20名を代表して、お礼申し上げます。ありがとうございました。(土岡)

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東広島の自然(2011.3)No.42 掲載

《仙石庭園に関する最新記事はコチラより》
「仙石庭園」完成披露

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