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ブログ/2013-03-12

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事実は・・・奇なり

かやネズミです。
3月11日(月)春爛漫のポカポカ陽気の中、椋梨川源流のオオサンショウウオ生態調査が行われました。今回から各自弁当持参で午前11時の集合です。私は所用があり捕獲作業が終わった頃に現地到着となりました。(写真1)

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写真1

幼生調査は今回で7回目です。14匹の幼生(巣離れ)が確認された1回目が1月28日の雪の中、桑原調査隊長の話では他例からみて2週間で巣離れは完了して下流域に散乱移動するとの予想でした。それが今回産卵巣穴周辺のみで過去最大数141匹の幼生が見つかりました。(写真2)
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写真2

また、そこからさらに上流2ヶ所に産卵巣穴があることが判明、幼生もみつかってきています。調査後のミーティングではこれまでの事実を元に桑原隊長から幼生の移動経路の予測や生息地の環境改善策などのお話がありました。(写真3、4)

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写真3

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写真4

毎回のようにでてくる新事実から保護活動の行く末(最終目的)がおぼろげながら見えてきたような気もしますが・・・。次回は3月24日(日)の予定。もう、お彼岸ですね。



コメント

  • 産卵巣穴周辺からいつまでもいつまでも離れない幼生達。もちろん、巣穴周辺がそういう環境にあるのでしょうが、このまま川を下って行けば「全滅、生きられない」ということを幼生達が予感しているのでしょうか。もしそうなら、涙が出てきそうです。 -- ヌシです 2013-03-12 (火) 13:34:10

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