自然に親しみ、観て触れて学びながら、自然を守ろう

四国のみずべ八十八ヵ所

みんなの広場

四国のみずべ八十八ヵ所

会員 新枝幹夫

 四国では,弘法大師ゆかりの真言宗のお寺『四国八十八ヵ所』が有名で,いまや大きなテーマパークのようですが,『みずべ八十八ヵ所』というのもあります。
 2003(平成15)年に,国土交通省四国地方整備局において,『21世紀に残したい地域が誇れるみずべ空間』をテーマに,一般から募集した”みずべ”を,『四国のみずべ八十八ヵ所実行委員会』が審査して選定したものです。徳島県に第1~21番,高知県に第22~44番,愛媛県に第45~67番,香川県に第68~88番があります。お寺と同じように,徳島県から始まって時計回りです。
 いろいろな滝,海浜,渓谷,海に沈む夕陽,歴史的建造物(橋・溜池・泉)など,さまざまな『みずべ』があります。
 筆者は2004~2005(平成16~17)年に行われた”四国のみずべ八十八ヵ所フォトコンテスト”の際に,わずかな休日を利用し,あしかけ2年かけて,この全箇所を回り写真に納めましたので紹介することにいたします。
 なお,各場所の説明は,当時,四国の新聞4紙(愛媛・四国・徳島・高知)で掲載された共同企画『四国のみずべ八十八ヵ所』の記事の一部を引用させていただきました。記して感謝の意を表します。また,各場所の地区名は,その後の市町村合併で多くが変更となりましたので,新旧を併記しています。

【徳島県】
01徳島県.jpg

№1 鳴門海峡
 徳島県鳴門市の世界的に有名な渦潮です。大鳴門橋の『渦の道』から見る鳴門の渦は,刻々と表情を変えます。
№1 鳴門海峡(みずべ八十八カ所).jpg №1.2 鳴門海峡.jpg

№1.3 鳴門海峡.jpg

№2 ウチノ海
 徳島県鳴門市の穏やかな海です。釣りや魚業が盛んです。
№2 ウチノ海(みずべ八十八カ所).jpg 

№3 吉野川河口
 徳島市の眉山山頂から撮影した吉野川大橋付近の夜景です。日本でも有数の広大な河口です。野鳥や干潟生物の宝庫と言われています。
№3 吉野川河口(みずべ八十八カ所).jpg

№4 第十堰周辺のみずべ
 徳島県名西郡石井町・板野郡上坂町を流れる吉野川にある堰で,江戸時代に造られています。吉野川では最も有名な堰です。
№4 第十堰周辺のみずべ(みずべ八十八カ所).jpg

№5 善入寺島(ぜんにゅうじとう)周辺のみずべ
 徳島県阿波市(旧阿波郡市場町)・吉野川市(旧麻植郡川島町)を流れる吉野川の中流域です。竹林や中州が多いです。川島潜水橋と釣り人です。
№5 善入寺周辺のみずべ(みずべ八十八カ所).jpg

№6 美濃田の渕
 徳島県三好郡東みよし町(旧三好町)の吉野川中流域にある景勝地です。結晶片岩の奇岩・怪岩が連なっていて,県の天然記念物に指定されています。
 遊覧船の船頭さんの話によると,かつてこの美濃田の渕に橋を架けようと橋脚は作ったものの,結局橋は架からなかった由。橋脚の乗っている岩は,獅子岩とも,片目ライオン岩とも,スフィンクスとも言われるそうです。ここの水深は橋脚の高さと同じ十数mあるそうです。
№6 美濃田の渕(みずべ八十八カ所).jpg

№6.2 美濃田の渕.jpg №6.3 美濃田の渕.jpg

№7 池田湖
 徳島県三好市池田町(旧三好郡池田町)にあり,吉野川用水と香川用水を分水するダム湖です。ここから香川県にとって重要な用水が水路トンネルで引水されています。
 徳島自動車道の橋梁が跨いでいます。この橋は『池田湖へそっこ大橋』と呼ばれ,全長705mのコンクリートアーチ橋で,湖面からの高さは60m,最大支間長は200m,世界初の両側同時張出し工法によってアーチ部を架設されました。
№7 池田湖(みずべ八十八カ所).jpg №7.2 池田湖.jpg

№8 黒沢湿原(くろぞうしつげん)とたびの尻滝
 徳島県三好市池田町(旧三好郡池田町)にあります。『四国の尾瀬』といわれる湿原です。ヒツジグサがきれいです。
№8 黒沢湿原とたびの尻滝(みずべ八十八カ所).jpg №8.2 黒沢湿原とたびの尻滝.jpg 

№8.3 黒沢湿原とたびの尻滝.jpg

№9 大歩危・小歩危
 徳島県三好市(旧三好郡山城町・西祖谷山村)の吉野川上流域の渓谷です。荒々しい奇岩が分布しています。礫質片岩は県の天然記念物に指定されています。平家の落人の里から撮影しました。
№9 大歩危・小歩危(みずべ八十八カ所).jpg №9.2 大歩危・小歩危.jpg

№10 奥祖谷かずら橋と丸石谷川
 徳島県三好市(旧三好郡東祖谷山村)にあります。かずら橋のそばには滝もあり,抜群の景観ですが,800年前にこの祖谷峡に隠れ住んだ人々の想像を絶する辛苦を想いますと,何とも言えない気持ちになります。
№10 奥祖谷かずら橋と丸石谷川(みずべ八十八カ所).jpg №10.2 奥祖谷二重のかずら橋と丸石谷川.jpg

№10.3 奥祖谷かずら橋と丸石谷川.jpg

№11 土釜・鳴滝
 徳島県美馬郡つるぎ町(旧美馬郡一宇村)にあり,鳴滝は高さ85m の落差を3段に連なって落ちる,高さでは徳島県一の滝です。かつて剣山に登る修験者が身を清めたそうです。
土釜は,緑色片岩の上を流れ落ちた水流が,岩盤を削って出来た甌穴です。
 ”白波が沸騰するが如し”と現地の説明板には書いてありました。土釜は昭和31年に徳島県の天然記念物に指定されています。
№11.1 土釜・鳴滝(みずべ八十八カ所).jpg №11.2 土釜・鳴滝.jpg

№12 貞光ゆうゆう館周辺の竹林とみずべ
 徳島県美馬郡つるぎ町(旧美馬郡貞光町・半田町)の吉野川です。竹林は洪水を防ぐために植えられたそうです。美馬橋の赤色が清流に映え,ゆっくり下る”かんどり船”が見えます。(地元ではこのような漁をする手こぎ舟を”かんどり船”と言っているようです)
№12 貞光ゆうゆう館周辺の竹林とみずべ(みずべ八十八カ所).jpg №12.2 貞光ゆうゆう館周辺の竹林とみずべ.jpg

№13 穴吹川
 徳島県美馬市(旧美馬郡穴吹町)の四国一の水質といわれる川です。
№13 穴吹川(みずべ八十八カ所).jpg

№14 雨乞の滝
 徳島県名西郡神山町の滝です。雌,雄滝の2つがあるそうです。
№14 雨乞の滝(みずべ八十八カ所).jpg

№15 こんにゃく橋のみずべ(鮎食川)
 徳島市の鮎食川(あくいがわ)に架かる橋です。普通は橋脚の上に木製の板が架かっていますが,洪水時には取り外して橋を守る,いわゆる『潜水橋』です。徳島市がこんにゃく栽培が盛んなこともあって,このように呼ばれているとのことです。
 訪れたときにも,大雨の後で,たくさんのゴミが引っかかった橋脚だけしかありませんでした。
 なお,この橋は通行者に危険であるとの裁判所の判断により,その後橋脚も撤去されたそうで,現在はありし日の写真入りのモニュメントが残されているそうです。
№15 こんにゃく橋のみずべ(みずべ八十八カ所).jpg №15.2 こんにゃく橋のみずべ.jpg

№16 新町川水際公園とケンチョピア
 徳島市を流れる川と県庁前の公園です。ケンチョピアとは徳島県庁前を流れる新町川一帯の愛称だそうです。市民の憩いの場のみずべ空間です。
『NPO新町川を守る会』の”ひょうたん島無料遊覧船”に乗せてもらいました。当日は小潮だったそうですが,橋の下は頭がぶつかりそうな所が何箇所かあり,橋桁の下は結構低いものだと実感しました。上の2枚は船から見た水際公園です。3枚目は県庁前のヨットハーバーです。
№16 新町川水際公園とケンチョピア(みずべ八十八カ所).jpg №16.2 新町川水際公園とケンチョピア.jpg

№16.3 新町川水際公園とケンチョピア.jpg

№17 鷲敷(わじき)ライン
 徳島県阿南市にある,お寺の八十八ヶ所の第21番大龍寺へ登るロープウェイから撮影した蛇行する鷲敷川です。目を見張る風景です。
№17 鷲敷ライン(みずべ八十八カ所).jpg №17.2 鷲敷ライン.jpg

№17.3 鷲敷ライン.jpg №17.4 鷲敷ライン.jpg

№18 日和佐海岸(大浜海岸)
 徳島県海部郡美波町(旧海部郡日和佐町)の,太平洋に面する,アカウミガメが産卵する美しい砂浜です。国の天然記念物に指定されています。3枚目の写真は近くの”うみがめ博物館”で撮影したものです。
№18 日和佐海岸(みずべ八十八カ所).jpg №18.2 日和佐海岸.jpg

№18.3 日和佐海岸.jpg

№19 轟九十九滝(とどろきつくもたき)と王余魚谷川(かれいだにがわ)
 徳島県海部郡海陽町(旧海部郡海南町)にある豪快な二重の滝です。
№19 轟九十九滝と王余魚谷川(みずべ八十八カ所).jpg №19.2 轟九十九滝と王余魚谷川(みずべ八十八カ所).jpg

№20 海部川(かいふがわ)
 徳島県海部郡海陽町(旧海部町など)を流れて太平洋に注ぐ川です。澄んだ水で,魚をついばむ鳥が多く見られました。四国の原風景が感じられるといわれています。
№20 海部川(みずべ八十八カ所).jpg №20.2 海部川(みずべ八十八カ所).jpg

№21 母川(ははがわ)
 徳島県海部郡海陽町(旧海部町)の清流です。オオウナギの伝説があるそうです。
№21.1 母川(みずべ八十八カ所).jpg №21.2 母川(みずべ八十八カ所).jpg


【高知県】
02高知県.jpg
№22 室戸岬
 高知県室戸市。弘法大師が『のうぼうあきゃしゃきゃらばやおんありきゃまりぼりそわか』という真言を百万回唱える修行をしたと言われる『御厨人窟(みくろど)』があります。この弘法大師が座られたという洞窟の奥に入りますと,空と海しか見えず,これが『空海』の名前の由来となったと言われています。約1200年前に弘法大師が沐浴されたという池もあります。
 フィリピン海プレートの沈み込みにより,度々起きた地震による隆起の跡を見ることができます。プレートテクトニクスを実感することの出来る貴重な場所でもあります。
№22 室戸岬(みずべ八十八カ所).jpg №22.2 室戸岬.jpg

№22.3 室戸岬.jpg №22.4 室戸岬.jpg

№23 鮎おどる清流キャンプ場のみずべ
 高知県安芸郡安田町の安田川の清流です。鮎釣り人が見えます。
№23 鮎おどる清流キャンプ場のみずべ(みずべ八十八カ所).jpg №23.2 鮎おどる清流キャンプ場のみずべ.jpg

№24 手結港(ていこう)
 高知県香南市(旧香美郡夜須町)。土佐藩の家老,野中兼山が施工した港で,日本初の掘り込み式の港です。当時の石積み護岸がほぼ完全な形で残っているそうです。旧手結港(右側)と新手結港が見えます。国民宿舎海風荘のフロントの方にお願いして,屋上から撮影させて戴きました。
№24 手結港(みずべ八十八カ所).jpg

№25 物部川河口
 高知県香南市(旧香美郡吉川村)で,太平洋に注ぎます。水鳥や小動物が多いそうです。高知龍馬空港から飛び立った飛行機が見えます。
№25 物部川河口(みずべ八十八カ所).jpg

№26 兼山三叉のみずべ
 高知県香南市(旧香美郡野市町)にあります。江戸時代の土佐藩の家老,野中兼山が開いた用水路です。当時の石積みを残し,現在も農業用水路として使用されています。訪れたときは雨の翌日で,水が濁っていました。
№26 兼山三叉のみずべ(みずべ八十八カ所).jpg

№27 別府峡(べふきょう)
 高知県香美市(旧香美郡物部村)の,物部川の源流部に位置し,高知県を代表する渓谷のひとつです。紅葉はとりわけきれいです。
№27 別府峡(みずべ八十八カ所).jpg №27.2 別府峡.jpg

№27.3 別府峡.jpg №27.4 別府峡.jpg

№28 轟の滝
 高知県香美市(旧香美郡香北町)の西日本でも有数の優美な滝です。平家の落ち武者の娘,玉織姫が滝壺の主と結ばれたという平家伝説があるそうです。
 轟の滝に着いた途端,大雨になりました。雨の中,傘をさして撮影しました。
№28 轟の滝(みずべ八十八カ所).jpg

№29 桂浜
 高知市の太平洋を眺望する砂浜です。松林の丘から,坂本龍馬像が太平洋を見据えています。
№29 桂浜(みずべ八十八カ所).jpg №29.2 桂浜.jpg

№30 平家の滝
 高知市の的渕川上流の支流にある2段の滝です。平家の滝には、つぎのような伝説が残っています。『平安時代の末期,平家の落人48人の婦女子が源氏の追っ手から逃れるため,この地にたどり着いた。しかし,不安な日々が長く続いていたため, ある夜,対岸に光るタカキビの葉の夜露を源氏の追っ手の刀と見間違い,もはやこれまでと判断して次々と滝壺に身を投げた』
№30 平家の滝(みずべ八十八カ所).jpg

№31 かめ岩のみずべ
 高知県長岡郡本山町の,吉野川の支流,汗見川にある亀の形をした大きな岩です。
№31 かめ岩のみずべ(みずべ八十八カ所).jpg

№32 瀬戸川渓谷
 高知県土佐郡土佐町にある渓谷です。エメラルドグリーンの水に渓谷が映えます。紅葉もきれいだそうです。
№32 瀬戸川渓谷(みずべ八十八カ所) .jpg

№33 氷室の大瀧
 石鎚山の東方,高知県吾川郡いの町(旧土佐郡本川村)にあり,古くから山岳信仰の修験舎を清めた滝です。冬は凍結し,氷の造形美を堪能できるそうです。
氷は保存し,7月の氷室まつりでは高知城まで運ばれるそうです。
 訪れたときには,台風のため道路が途中から全面通行止めで,往復1.5時間歩きました。夜はライトアップしているそうです。
№33 氷室の大瀧(みずべ八十八カ所).jpg  №33.2 氷室の大瀧.jpg

№34 波川(はかわ)鯉のぼりのみずべ
 高知県吾川郡いの町(旧吾川郡伊野町)の仁淀川に,5月の連休に大小の鯉のぼりが泳ぎます。最初は船で適当な場所に鯉を落として行くのですが,折れ曲がったり,重なったりするものもあり,なかなか大変です。最後はディレクターの橋の上からの指示に従って,作業をされる方が船から降り,腰までつかって鯉のぼりの配置を整えておられました。
№34 波川鯉のぼりのみずべ(みずべ八十八カ所).jpg №34.2 波川鯉のぼりのみずべ.jpg

№35 中津渓谷
 高知県吾川郡仁淀町(旧吾川郡吾川村)にあり,渓流沿いに断崖が連続します。”雨竜の滝”はみごとな景観です。
№35 中津渓谷(みずべ八十八カ所).jpg  №35.2 中津渓谷.jpg

№36 大方町の砂浜
 高知県喜多郡黒潮町(旧喜多郡大方町)の太平洋を望むさわやかな海岸です。サーファーがいました。
№36 大方町の砂浜(みずべ八十八カ所).jpg

№37 岩間沈下橋のみずべ
 高知県四万十市(旧幡多郡西土佐村)の四万十川に架かる”沈下橋”です。通常は車でも渡れますが,増水時には水面下に沈みます。カヌーの練習をする人が多いです。
№37 岩間沈下橋のみずべ(みずべ八十八カ所).jpg №37.2 岩間沈下橋のみずべ.jpg

№38 黒尊渓谷(くろそんけいこく)
 高知県四万十市(旧幡多郡西土佐村)の渓谷です。アメゴやオオサンショウウオが住む清流です。
№38 黒尊渓谷(みずべ八十八カ所).jpg

№39 入田(にゅうた)のみずべ
 高知県中村市の四万十川が山地から平野に流れ出る場所です。
№39 入田のみずべ(みずべ八十八カ所).jpg

№40 トンボ自然公園のみずべ
 高知県中村市の世界初のトンボ保護区です。ヒツジグサがきれいです
№40 トンボ自然公園のみずべ(みずべ八十八カ所).jpg  №40.2 トンボ自然公園のみずべ.jpg

№41 足摺岬
 高知県土佐清水市,四国の最南端です。1枚目の写真はジョン万次郎記念館の2階から見た白山洞門です。花崗岩の海食洞で,県の天然記念物です。3枚目の写真は灯台が立つ足摺岬です。
№41 足摺岬(みずべ八十八カ所).jpg №41.2 足摺岬.jpg

№41.3 足摺岬.jpg

№42 竜串・見残し
 高知県土佐清水市の全国第1号の海中公園です。難所のため弘法大師も見残したと伝えられています。四万十帯の砂岩・泥岩の互層が,奇岩をなしています。エメラルドグリーンの美しい海です。
№42 竜串・見残し(みずべ八十八カ所) .jpg №42.2 竜串・見残し.jpg

№42.3 竜串・見残し.jpg №42.4 竜串・見残し.jpg

№43 樫西(かしにし)海岸
 高知県幡多郡大月町,青い海と点在する島々が美しい場所です。ここにも海食洞が見られます。
№43 樫西海岸(みずべ八十八カ所).jpg

№44 柏島(かしわじま)
 高知県幡多郡大月町のエメラルドグリーンの海です。海面の色がきれいに変化していて,絶景です。柏島にかかる橋では,子供達が飛び込み体験をしながら成長していく姿がNHKで放映されたことがあります。
ハマユウの群生地です。ここから見える”だるま夕陽”も絶景だそうです。
№44 柏島(みずべ八十八カ所).jpg №44.2 柏島.jpg


【愛媛県】
03愛媛県.jpg

№45 遊子(ゆす)の段畑
 愛媛県宇和島市遊子(ゆす),宇和海に突き出た三浦半島の漁村です。『耕して天に至る』,先人の苦労の跡が偲ばれます。海に面した段畑の開拓は,江戸時代に始まりました。畑の幅は約1m,長さ約十数mです。一段の高さは大人の背を超えるものもあるそうです。
 ジャガイモやサツマイモを栽培されていると聞きました。石垣の岩種は中生代白亜紀といわれる四万十帯(北帯)の主に砂岩です。

№45 遊子の段畑(みずべ八十八カ所).jpg №45.2 遊子の段畑.jpg

№45.3 遊子の段畑.jpg №45.4 遊子の段畑.jpg

№45.5 耕して天に至る.jpg

№46 薬師谷渓谷
 愛媛県宇和島市にあり,花崗岩の高さ約30mの岩肌を落ちる滝です。雨上がりで水量が多いときには豪快に流れます。近くには,雪を保存した氷室の跡もあるそうです。下流ではそうめん流しをやっていました。
№46.1 薬師谷渓谷(みずべ八十八カ所).jpg №46.2 薬師谷渓谷(みずべ八十八カ所).jpg

№46.2 薬師谷渓谷.jpg

№47 滑床渓谷(なめとこけいこく)
 愛媛県宇和島市の花崗岩の雄大な渓谷です。写真の『雪輪の滝』は落差約80mで日本の滝百選に,渓谷全体が水源の森百選に選ばれています。
 その昔,餌付けされた猿がたくさんいます。
№47 滑床渓谷(みずべ八十八カ所).jpg №47.2 滑床渓谷.jpg

№48 佐田岬からの夕陽
 愛媛県の佐田岬半島は,県西部から豊後水道に約40㎞も突き出た日本一細長い半島です。灯台は西宇和郡伊方町(旧宇和郡三崎町)の半島の西端にあります。1918(大正7)年に初点灯され,高さ18m,光は30㎞以上先まで達します。
この海域は,アジ,サバ,伊勢エビの漁場です。海の色もきれいです。
№48.1 佐田岬からの夕陽(みずべ八十八カ所).jpg №48.2 佐田岬からの夕陽.jpg

№48.3 佐田岬.jpg

№49 肱川河口(長浜大橋)
 愛媛県大洲市(旧喜多郡長浜町)の肱川(ひじかわ)河口は,冬の晴れた朝に白い”霧の川”が見られます。”肱川あらし”といわれます。大洲盆地から流れ出た冷気が肱川に沿って霧となって,一気にうなりを上げながら流れ出ます。よく写真の被写体に選ばれる場所です。
 1935(昭和10)年に完成したバスキュール(跳ね上げ)式道路可動橋は,船の往来が激しかった時代には年に4,000回を超えて開閉されたそうです。通称『赤橋』と呼ばれます。長さ226m,幅5.5m,開閉部分の長さ18m,開閉部分の重さ82tで,現役の可動橋としては日本最古です。毎週日曜日の13時に開閉し,夏の花火の日には特別に開閉されます。
№49 肱川河口(長浜大橋)(みずべ八十八カ所).jpg №49.2 肱川河口(長浜大橋).jpg

№49.3 肱川河口(長浜大橋).jpg №49.4 肱川河口(長浜大橋).jpg

№50 大洲を流れる肱川(ひじかわ)
 愛媛県大洲市に冨士山(とみすやま)という山があり,山頂部につつじが冠のように植えてあります。写真1枚目の左上に見えるのが,冨士山頂上から望む肱川です。肱川は,源流の西予市から河口の長浜まで直線距離は18㎞しかないのに,川の全長は約103㎞と蛇行を繰り返している川です。過去に度々洪水を起こしています。
 肱川沿いには,2004年に大洲城天守閣が再建復元されました。全部木造です。これらに使用された釘を造ったのが,千年釘で有名な白鷹幸伯氏で,古代釘の鍛冶の日本の第一人者です(松山市在住)。薬師寺修復の釘も造った方です。
 肱川では夏には鵜飼いや花火が行われます。
№50 大洲を流れる肱川(みずべ八十八カ所).jpg №50.2 大洲を流れる肱川.jpg

№50.3 大洲を流れる肱川.jpg №50.4 大洲城天守閣復元.jpg

№51 内子の屋根付き橋
 愛媛県喜多郡内子町にあります。風景の中に溶け込んだ珍しい屋根付き橋(田丸橋)は,1944(昭和19年)に造られたと伝えられ,土木学会選奨土木遺産でもあります。
№51 内子の屋根付き橋(みずべ八十八カ所).jpg

№51.2 内子の屋根付き橋.jpg №51.3 内子の屋根付き橋.jpg

№52 御幸橋
 愛媛県大洲市河辺町(旧喜多郡河辺村)の河辺川にかかる屋根付き橋です。天神社への参道にあり,1773年に架けられました。1862年に土佐藩を脱藩した坂本龍馬が渡ったといわれています。現存するものは,1886年に掛け替えられた橋です。
№52 御幸橋(みずべ八十八カ所).jpg

№53 御三戸(みみど)
 愛媛県上浮穴郡久万高原町(旧美川村)の,面河川と久万川が合流する川の中に巨大な石灰岩の岩山,『御三戸嶽(みみどだけ)』があります。その格好から通称『軍艦岩』と呼ばれています。絶壁の上には老松が茂っています。県の名勝に指定されています。
№53 御三戸(みずべ八十八カ所).jpg №53.2 御三戸.jpg

№54 面河渓谷(おもごけいこく)
 愛媛県久万高原町(旧上浮穴郡面河村)の美しい渓谷で,新緑・紅葉を問わず人々が訪れるスポットです。花崗岩の100m,200mの絶壁がそびえ,規則正しいシーティングジョイントの上を流れる清流は,エメラルドグリーンできれいです。国の名勝に指定されています。
№54.1 面河渓谷(みずべ八十八カ所).jpg №54.2 面河渓谷.jpg

№54.3 面河渓谷.jpg №54.4 面河渓谷.jpg

№54.5 面河渓谷.jpg

№55 衝上断層公園
 焼き物の『砥部焼』で有名な愛媛県伊予郡砥部町では,中央構造線の活動を示す断層が,砥部川を直角に横切り,河岸と河床に現れています。6,500万年前の地層が,4,000万年前の地層の上に乗り上げています。1938年(昭和13年)に国の天然記念物に指定されています。
 親水公園として整備されており,子供達にとっては水浴びの場でもあります。
№55 衝上断層公園(みずべ八十八カ所).jpg №55.2 衝上断層公園.jpg

№56 滑川渓谷(なめかわけいこく)
 愛媛県東温市(旧温泉郡川内町)にあります。硬い礫岩と,それよりも軟らかい砂岩・泥岩が浸食の違いにより滝や淵を形成し,長い平滑な斜面が滑り台のように続いています。昼間も薄暗い深山幽谷の世界といわれています。
№56 滑川渓谷(みずべ八十八カ所).jpg №56.2 滑川渓谷.jpg

№57 白猪(しらい)の滝
 愛媛県東温市(旧温泉郡川内町)にある高さ約90m,2段に分かれて落下する滝です。古くから景勝地と知られており,正岡子規や夏目漱石も訪れて多くの歌や句を残しています。大寒の前後に,一部凍り付いた滝の下で,寒稽古が行われるそうです。
№57 白猪の滝(みずべ八十八カ所).jpg №57.2 白猪の滝.jpg

№58 三ケ村泉(さんかそんいずみ)
 愛媛県東温市(旧温泉郡重信町)の重信川中流にあります。天明元年(1781)から,水不足に悩んで10年かけて開発された湧水です。下流の百数十haが恩恵を受けているそうです。静かな泉です。
№58 三ケ村泉(みずべ八十八カ所).jpg

№59 重信川湧水群
 愛媛県東温市(旧温泉郡川内町)から松山市に至る重信川は,延長36㎞の比較的短い川ですが,中流域は扇状地に水がしみ込んで,河床にはあまり流水が見られません。このため,江戸時代,200年以上前から農民は水不足に悩まされ,水争いが絶えなかったそうで,地下の伏流水を開発して泉を作ったということです。その数は埋もれてしまったものも含めると60箇所,支流周辺も合わせると130箇所を超える泉や泉跡があるそうです。
 写真は名水で名高い『杖ノ渕』の湧水で,非常に透明感のあるきれいな泉です。
№59 重信川湧水群(みずべ八十八カ所).jpg №59.2 重信川湧水群.jpg

№59.3 重信川湧水群.jpg №59.4 重信川湧水群.jpg

№60 重信川河口
 愛媛県内最大の松山平野を流れて,瀬戸内海に注ぎます。松山市と伊予郡松前町に挟まれた河口には干潟が広がり,アシなどが生え,年間約150種類の野鳥が集う楽園です。
№60 重信川河口(みずべ八十八カ所).jpg №60.2 重信川河口.jpg

№60.3 重信川河口.jpg №60.4 重信川河口.jpg

№61 松山三津内港
 松山藩主加藤嘉明や松平定行の時代に整備された港で,船手奉行が置かれていたそうです。漁師,商人,役人の町として栄え,瀬戸内海屈指の魚市場で,『三津の朝市』で有名です。夏目漱石や正岡子規も立ち寄った港です。
№61 松山三津内港(みずべ八十八カ所).jpg

№62 来島海峡展望
 鳴門,関門海峡と並ぶ日本最大急流のひとつです。今治市と対岸の大島・今治市吉海町(旧越智郡吉海町)の間約3㎞は,海底地形も複雑で,ときに10ノット(秒速5m)の急潮流になります。1999年に来島海峡大橋(世界初の3連つり橋)が完成しました。来島海峡大橋は,今治市と広島県尾道市を結ぶ約60㎞の『しまなみ海道』の愛媛県側の玄関口です。夜景は大島側の亀老山の展望公園から見たものです。
 施工中の風景(H9.7)と開通直前のウォーキング風景(H11.4.24)も参考のために載せました。施工中の写真は,今治市の糸山公園の来島海峡展望館付近から見たものです。
№62.1 来島海峡展望(みずべ八十八カ所).jpg №62.2 来島海峡展望.jpg

№62.3 来島海峡展望.jpg №62.4 来島海峡展望.jpg

№62.5 来島大橋工事中.jpg №62.6 来島大橋工事中.jpg

№62.7 来島大橋工事中.jpg №62.8 来島大橋工事中.jpg

№62.9 来島大橋工事中.jpg №62.10 来島大橋開通.jpg

№63 宮窪瀬戸(みやくぼせと)
 愛媛県今治市(旧越智郡宮窪町)の渦潮です。瀬戸内の海を支配した海賊衆,能島村上水軍の活躍の場でした。場所によっては最大9ノット,海面の落差は1~2mになるそうです。
№63 宮窪瀬戸(みずべ八十八カ所).jpg №63.2 宮窪瀬戸.jpg

№64 河原津(かわらづ)海岸
 愛媛県西条市(旧東予市)のかつてカブトガニが生息していたといわれる自然海浜です。
№64 河原津海岸(みずべ八十八カ所).jpg №64.2 河原津海岸.jpg

№65 武丈公園(ぶじょうこうえん)と加茂川
 愛媛県西条市を流れる加茂川は,ブナの原生林が残る源流から,県内最大の干潟の河口まで,約33㎞の川です。中流域に住宅や工場が少ないことから,水がきれいで,四国では数少ないカジカの生息地です。
№65 武丈公園と加茂川(みずべ八十八カ所).jpg

№66 西条アクアトピア
 石鎚山からの伏流水がこの西条市に湧出する情景は感動的です。愛媛県西条市では少し掘れば湧水があります。『うちぬき』と呼ばれる自噴井戸です。1985年に旧環境庁の全国名水百選に,1995・1996年には,全国利き水大会で連続一位となったそうです。町の中には,きれいな流れに沿って散策道があり,水の都です。
№66 西条アクアトピア(みずべ八十八カ所).jpg №66.2 西条アクアトピア.jpg

№66.3 西条アクアトピア.jpg

№67- 魔戸の滝・奥魔戸
 愛媛県新居浜市を流れる国領川の支流の西ノ谷川にあります。その昔,大干ばつで川・谷・井戸の一滴の水もなくなったため,村の人々は,枯れることのない滝の竜王に,村の娘を献上したという伝説の残る滝です。
№67 魔戸の滝・奥魔戸(みずべ八十八カ所).jpg


【香川県】
04香川県.jpg

№68 豊稔池(ほうねんいけ)
 香川県観音寺市(旧三豊郡大野原町)にあり,昭和初期に造られた日本最古・最大級の石積みアーチダムです。ヨーロッパの古城の趣があります。
№68 豊稔池(みずべ八十八カ所).jpg

№69 香川用水東西分水工
 香川県三豊市(旧三豊郡財田町)にある香川県で最も重要な水供給施設です。周辺には香川用水記念公園と資料館があります。(香川県は四国でも非常に雨が少ないところで,徳島県の吉野川から延々水路トンネルで水を引いています。香川県の年降水量が1,000㎜程度,高知県は3,000㎜程度です。広島県は1,500㎜程度でしょうか)
№69 香川用水東西分水工(みずべ八十八カ所).jpg

№70 有明浜
 香川県観音市の燧灘に面した白砂青松の砂浜で,琴弾山山頂からの眺望です。西日本有数の海浜植物の群生地です。写真ではよく写っていませんが,砂浜に『寛永通宝』の砂絵があります。テレビの銭形平次のロケをよくやった砂浜だそうです。
№70 有明浜(みずべ八十八カ所).jpg

№71 父母ケ浜(ちちぶがはま)
 香川県三豊市(三豊郡仁尾町),きめ細かくて美しい砂浜が広がります。海水浴客が多く訪れるそうです。
№71 父母ケ浜(みずべ八十八カ所).jpg

№72 紫雲出山から見た瀬戸内海
 香川県三豊市(旧三豊郡詫間町)の,浦島太郎伝説がある場所です。塩飽諸島まで見渡せる絶景の地です。
№72 紫雲山から見た瀬戸内海(みずべ八十八カ所).jpg №72.2 紫雲山から見た瀬戸内海.jpg

№73 大見海岸・津島神社
 香川県三豊市(旧三豊郡三野町)の海に浮かぶ小島に作られた津島神社を,海上の回廊が結んでいる珍しい建造物です。”瀬戸の江ノ島”といわれるそうです。
№73 大見海岸・津島神社(みずべ八十八カ所).jpg

№74 オニバスの咲く池(前池)
 香川県善通寺市の池です。訪れたときにはオニバスは終わっていましたが,真正面にきれいな讃岐富士が見えました。絶滅危惧種のオニバスの群生池で,直径1mもある大きい葉で,8月から9月には赤紫色のかれんな花が咲くそうです。
№74 オニバスの作池(前池)(みずべ八十八カ所).jpg №74.2 オニバスの咲く池(前池).jpg

№75 満濃池と国営まんのう公園
 香川県仲多度郡まんのう町(旧多度郡満濃町)の弘法大師が建造されたと伝わる有名な池です。周囲約20㎞あり,香川県内の2万個あまりの池の中で最大です。
№75 満濃池と国営讃岐まんのう公園(みずべ八十八カ所).jpg №75.2 満濃池と国営讃岐まんのう公園.jpg

№76 土器川生物公園
 香川県丸亀市の土器川の河川敷に造られた,県内唯一のビオトープ公園です。
2枚目の写真の遠景に讃岐富士が見えます。
№76 土器川生物公園(みずべ八十八カ所).jpg №76.2 土器川生物公園.jpg

№77 沙弥島(しゃみじま)ナカンダ浜
 香川県坂出市の,古墳や製塩遺跡が発掘される砂浜です。瀬戸大橋の最高のビューポイントです。
№77 沙弥島ナカンダ浜(みずべ八十八カ所).jpg

№78 柏原渓谷(綾川上流)
 香川県綾歌郡綾川町(旧綾歌郡綾上町)の山間リゾート地で,四国の原風景が箱庭のように残っています。秋は全山がみごとに紅葉するそうです。
№78 柏原渓谷(綾川上流)(みずべ八十八カ所).jpg

№79 大滝山(おおたきさん)水源の森
 高松市(旧香川郡塩江町)の大滝山の麓に抱かれた自然豊かな山峡です。県立自然公園として整備されています。
№79 大滝山水源の森(みずべ八十八カ所).jpg

№80 公渕池(きんぶちいけ)
 高松市の県立公渕森林公園内にあります。
№80 公渕池(みずべ八十八カ所).jpg

№81 高松水の都今昔物語(サンポート高松・玉藻公園)
 高松市のシンボルタワーからの写真です。1枚目はサンポートを望む写真で,向こうに見えるのは屋島です,2枚目は高松城跡の玉藻公園を望む写真です。
№81 高松水の都今昔物語(サンポート高松・玉藻公園)(みずべ八十八カ所).jpg №81.2 高松水の都今昔物語.jpg

№81.3 高松水の都今昔物語.jpg №81.4 高松水の都今昔物語.jpg

№82 女木島(めぎじま)・男木島(おぎじま)
 高松市の女木島の海浜です。向こうに見えるは屋島です。女木島は桃太郎が鬼退治に行った鬼ヶ島として有名で,鬼が住んでいたといわれるかなり広い洞窟が残っています。洞窟には石器人が,その後は海賊が住んでいたようです。
 男木島には,映画『喜びも悲しみも幾年月』の舞台になった石造りの男木島灯台があるそうです。
№82 女木島・男木島(みずべ八十八カ所).jpg №82.2 女木島・男木島.jpg

№83 余島(天使の散歩道)
 香川県小豆郡土庄町です。大小4つの島は,干潮時には歩いて渡ることができます。ロマンチックな名称と珍しい景観で,人気のスポットです。
№83 余島(天使の散歩道)(みずべ八十八カ所) .jpg №83.2 余島(天使の散歩道).jpg

№83.3 余島(天使の散歩道).jpg №83.4 余島(天使の散歩道).jpg

№83.5 余島(天使の散歩道).jpg

№84 湯舟の名水
 香川県小豆郡小豆島町(旧小豆郡池田町)にあり,香川県で唯一『名水百選』に選ばれています。島四国八十八カ所の信仰の対象にもなっています。
№84 湯舟の名水(みずべ八十八カ所).jpg №84.2 湯舟の名水.jpg

№84.3 湯舟の名水.jpg

№85 内海湾(大石先生が通ったみずべ)
 香川県小豆郡小豆島町(旧内海町),小豆島出身の壺井栄の代表作『二十四の瞳』の舞台です。大石先生が岬の分教場まで自転車で通った道があります。
№85 内海湾(大石先生が通ったみずべ)(みずべ八十八カ所).jpg

№86 屋島壇ノ浦(長崎の鼻)
 香川県高松市,屋島壇ノ浦の源平合戦の行われた場所です。那須の与一もここで矢を射たのでしょう。
№86 屋島壇ノ浦(長崎の鼻)(みずべ八十八カ所).jpg

№87 大串温泉から見る瀬戸内海
 香川県さぬき市にあります。温泉・野外音楽広場・ワイナリーなどがあり,地中海のような雰囲気を漂わせています。
№87 大串温泉から見える瀬戸内海(みずべ八十八カ所).jpg

№88 津田の松原
 香川県さぬき市にあり,津田神社の植林から始まったと伝えられる松は約3000本を数えます。松風が琴のように響くことから,”琴林(きんりん)”の別名もあるそうです。
№88 津田の松原(みずべ八十八カ所).jpg

(注:各地点の最初の写真は,当時,特別賞や県別の部会賞の対象となったものですが,今般掲載に当たりまして,国交省四国地方整備局の許可を得ました。また,当時のパンフレットの位置図の掲載も許可を得ました。
なお,この『四国のみずべ八十八カ所』につきましては,国交省四国地方整備局のHPに,別の観点からの新しい写真や記事が掲載されていますので,ご参照ください)

powered by Quick Homepage Maker 4.27
based on PukiWiki 1.4.7 License is GPL. QHM

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional