自然に親しみ、観て触れて学びながら、自然を守ろう

ブログ/2013-04-30

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「看板に偽りなし」

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ヌシです。
 4月26日の調査場所は、私達の調査区域の最下流部にあたります。例の自然の産卵巣穴から3000mも下流になります。この3000mの間は、直線的で、両側2面がコンクリートブロックの護岸です。また、取水のためのコンクリート堰、ゴム製の可動堰、排水口など備えられ、自然度の低い区域です。今は水田に水を取るため、堰がフル稼働しているせいか、本流には水が極端に少なく、ヨシ原の中を細い水流が見られる程度です。

 今回の調査場所も人工物で占められていますが、川が蛇行しているため、ほんの少し河川環境が異なるようです。先日のミーアキャットさんの報告をみると、この区域でオオサンショウウオと共生している生きものの顔ぶれは、その殆どが、産卵巣穴のある自然度の高い場所と同じメンバーです。途中の河川環境は前述したとおりですし、農薬や化学肥料も使われるでしょうに、最上流部と最下流部の生き物がほとんど同じという事実は驚きでした。「なぜ?」、今この疑問に明快な答えはもっていません。しかし、ヌシはこう思っています。地域の皆さんのお一人お一人が「オオサンショウウオの生息地を守る」という気持ちを持っておられ、それは小さな気持ちかもしれませんが、長年の間に結実し、論より証拠として「生きものの豊かさ」に表れているようだと思っています。

 昨年12月23日、地元地域センターで開催した報告会と観察会に集まってくれた地元の方の発言をひとつ。「オオサンショウウの生息地を守る気持ちは皆持っているから、我々は何をすべきか教えてくれ」と言われたことを思いだします。看板に偽りはありません。
昭和50年代に地元有志が立てた看板(写真1)。現在は2代目(写真2)、市教育委員会が立ててくれました。



コメント

  • 昭和50年といやぁ、カープ初優勝の年で高度成長真っ盛じゃった。ワシなどがここのオオサンショウウオの調査に関わっていることがおこがましく感じますでのぉ。 -- かやネズミでがんす。 2013-04-30 (火) 06:14:37

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