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ブログ/2013-05-01

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「八本松町吉川(よしかわ)を訪ねて」

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写真1

かやネズミです。
 当HPのトップにも紹介されている東広島郷土史研究会主催の「第29回史跡文化財を見て歩く会」が4月29日に東広島市八本松町吉川において参加者480名で開催されました。
 顔見知りが散見される好天気の下、9kmを歩いて史跡巡りをしてきました。史跡・文化財は郷土史研究会におまかせして、かやネズミは生意気にも自然研究会の視点?で歩いてみようと吉川小学校を出発しました。(写真1)

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写真2

【八本松町吉川】
 東広島市の西部に位置し、JR八本松駅から約7kmの距離、面積は約9.35k㎡。平成3年(1991)農水省の「美しい日本のむら景観100選」に選ばれた美しい田園風景が広がり・・・。東広島郷土史研究会発行配布資料より(写真2、3)

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写真3

【河岸段丘(かがんだんきゅう)】
 河岸段丘ついてのこれといった説明はなく、この案内板のみで、素通りする人が大半でした。ここで自然研O顧問の説明でもあれば最高だがなぁと思いました。(写真4)

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写真4

【槌山城跡】
 標高489m、比高260m、東西400m、南北250m、四つの郭群で構成されている。(略)今は長寿の森から約1kmの登山道が整備され山頂からの眺望が素晴らしい。同配布資料より(写真5)

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写真5

【砥石山(といしやま)】
 約1億年前生成された流紋岩質凝灰岩が採掘され、吉川砥石として江戸時代より昭和35年頃まで産出され、吉川の特産品になっていた。同配布資料より(写真6)
ここでも自然研O顧問が脳裏をよぎりました。

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写真6

【長寿の森】
 長寿の森は、吉川長寿会の人達がソメイヨシノや八重桜を植樹し憩いの場となっている。以前は「念仏の森」と呼ばれていた。同配布資料より(写真7)
ここで昼食です。アイスクリームがよく売れてました。

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写真7

【豊穣池】
 農業用水のため池が大改修され、平成10年(1998)東広島市の「水とふれあい空間10選」のひとつに選ばれています。尚、吉川には大小約40の溜池があり睡蓮やコウホネ類が豊富のようです。(写真8)

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写真8

【吉川小学校】
吉川小学校が最後の関所でゴールです。(写真9)

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写真9

【おまけ】
吉川小学校は明治6年(1873)開明舎として創立140年の歴史とか。その写真に注目しました。(写真10)

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写真10

 いろいろな魅力を秘めた吉川地区でした。紹介できませんでしたが史跡、文化財にも興味深いものが多々ありました。いつの日かここで自然研観察会との思いを募らせながら帰途につきました。



コメント

  • 残念ながら所用があって参加できませんでした。参加の方々は風薫る5月、自然や歴史から新鮮なパワーをいただいたのでしょう。なるほど、河岸段丘ですか!
    50~70万年前に堆積したと言われている「西条層」が浸食から残ったものなのですね。 -- ヌシです 2013-05-01 (水) 18:19:16
  • 吉川村史のまとめを、少しですが船越さんのお手伝いしましたので、当日、参加して一緒に勉強したかったのですが、家内の姉の三回忌と重なり、残念、この上なしです。西条層そして河岸段丘の成因は、現在も、”吉川村”を流れている川の流れの方向が、黒瀬川と反対であることに関係がありそうです。また、断層の発達とも関係があるでしょう。自然研究会と吉川の皆さんとの交流会でも計画できればいいですね。 -- O顧問 2013-05-01 (水) 20:26:40
  • O顧問、ヌシさん、コメントいただき恐縮です。H先生もお元気で開会式に出席されておられました。 -- かやネズミでがんす。 2013-05-01 (水) 21:03:55

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