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ブログ/2013-07-28

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安芸津町に分布する中生代白亜紀の火山砕屑岩1

三津湾.jpg

ヌシです。
 写真は安芸津町町勢要覧2003(発行 安芸津町)という冊子中の写真をスキャンしたものです。東広島市安芸津町のほぼ全体、西から東に向けて写されたものです。山間部の一部は写っていませんが「三津湾」内の7つの島が揃って写っている珍しい写真です。手前左の本土部分は呉市安浦町になります。
 最も手前のハート形の島は1.小芝島、その上は2.大芝島(大芝大橋が架かっています)。そのうえ左は3.竜王島、右側は4.藍ノ島、さらに半島状の赤崎地区に沿うように、左側から5.鼻繰島、6.ホボロ島、7.唐船島です。

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写真1

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写真2

 1960年代より、当地区の岩石はおもに広島大学の研究者たちによって「仙酔島、安芸津ブロック(岩体)」とよばれて、詳細な調査が行われてきました。現在は「灰ヶ峰層」と再定義され、町内には下位から5番目、6番目、7番目の地層が分布(全体の写真では、おおまかに右上から左下に)しています。先日、友人とともに7番目の地層にある「褶曲」(写真1、2)を見学しました。
 白亜紀の火山活動の休止期にできた湖に堆積した泥、火山灰などが充分固結しないうちに、湖底地滑りを起こしたものと考えられています。東広島市天然記念物に指定されています。褶曲した地層は大芝島の東端にありますが、干潮でなければ観察できません。同時代のものは左の本土側にも分布しています。

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写真3

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写真4

 呉市天然記念物に指定されている呉市安浦町黒地に分布している地層(写真3、4)は、火山灰由来の岩石の白色と泥岩の黒色のコントラストが素晴らしく、広島県を代表する地層の一つとヌシは思っています。ここも干潮でなければ観察できません。・・。道すがら「ハマナデシコ?」を。(撮影H25.7.20)

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