ブログ/2013-08-29
東広島市の生き物便り②
のさんぽです。
8月に入り、ウスバキトンボがたくさん田んぼの上で見られるようになりました。(写真1)
ゲンノショウコの花で蜜を吸うヒメキマダラセセリです。セセリチョウの仲間では、名前の“ヒメ”のように小さく、可愛らしいセセリです。この頃よく見かけます。(写真2)
ナツアカネやアキアカネ、マユタテアカネといった赤とんぼたちが、だんだん成熟して色づいてきました。
ミヤマアカネのオスもだいぶ色づいていました。(写真3)
写真3 ミヤマアカネのオス
クロコノマチョウの幼虫です。ススキの葉を食べます。(写真4)
写真4 クロコノマチョウの幼虫
秋になるとよく見るようになるウラナミシジミです。今年、初めて見ました。猛暑続きの毎日ですが、ウラナミシジミを見ると、秋は近づいてきているのだなと感じます。(写真5)
写真5 ウラナミシジミ
余談です。
今年、驚いたことは、8月上旬、河内町入野でムラサキツバメを見たことです。ムラサキツバメは、分布域を北上拡大させているシジミチョウで、広島県でもあちらこちらで記録の報告がありますが、私個人は、東広島市では、安芸津町や西条町の一部で、しかも数回だけしか見たことがなかったので、まだ市の一部しかいないのだと思っていました。けれど、今年8月になって、河内町入野で見たほか、志和町内でも1頭を見ました。市内の広い地域にもういるのでしょうか。(写真6)
写真6 ムラサキツバメ 広島県東広島市河内町入野
コメント
- こんなに接近して撮影されても逃げないのが不思議です・・・とみなさんが言われます。何か秘策が・・・(笑)。 -- ミーアキャットです。 2013-08-30 (金) 02:17:53
- 12倍光学ズーム(今時!)使っていますから…(笑)。このズームと、ゆっくりじわじわにじり寄る(の繰り返し)、これで撮れること請け合いです。もっとにじり寄りたいのさんぽです。 -- のさんぽ 2013-08-31 (土) 14:01:50