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ブログ/2013-10-17

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古座川支流、平井川

画像の説明

テチス海です。
 10月6日(日)、NHK TV「おはよう日本-秋の清流」で、和歌山県の南端にある古座川(潮の岬の北方域―地図参照)が紹介されました。この清流はアユの遡上で知られる川であることが紹介された映像のなかで、僅かに3個の卵を守っているオオサンショウウオも紹介されました。

 東広島市自然研究会会報(44号)でオオサンショウウオの分布について記述しましたように、日本列島の地質学的な地帯区分からして、内帯にしか生息していないはずのオオサンショウウオが、外帯にも生息-繁殖していたという情報ですからこの映像は驚くべきものでした(四万十帯の始新世~中新世、熊野層群・牟婁層群の砕屑岩相が発達する地域ですから)。すぐ、インターネットで古座川を調べましたところ、さらに驚く情報が書かれていました。人間が持ち込んだオオサンショウウオ(自然分布ではない-NHK TVでは、このことは触れられていませんでした)が、生態系を大きく壊しているという情報です。参考HP→ http://www3.ocn.ne.jp/~nkd55yao/news26.htm



コメント

  • 生態系を大きく・・、は身近にもあります。市内のため池に1.2~1.5メートルのオオサンショウウオが目撃されています。私たちの仲間が先週10月7日に教育委員会と合同でドロドロになって探索、保護しようとしましたが見つけることができませんでした。来年、再度予定しています。「だれかがこのため池に放したんだ」と考えています。迷惑なことです。 -- ヌシです 2013-10-19 (土) 00:12:21

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