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ブログ/2013-10-22

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鷹ノ巣山

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写真1

ヌシです。
 鷹ノ巣山は東広島市でもっとも高く標高922mもある(写真1)。

 市の北東部、東広島市福富町と安芸高田市向原町に広がっている(写真2,3)。ゆったりと大きな山体を見せてくれている。頂上付近にはブナも群生している。どうやら、この山が広島県の中央らしく、高所に県央を表わすモニュメントや公園が整備されている。

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写真2

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写真3

 先年、この公園の斜面で、本質レンズがはっきりと分かる凝灰岩の転石を見つけた(写真4,5)。一般的に高田流紋岩とよばれている、中生代白亜紀後期の流紋岩質の火山活動による火砕流堆積物である。温度や自重によって、軽石などがレンズ状につぶされて堆積したのが良く分かる。

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写真4

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写真5



コメント

  • 鷹ノ巣山は沼田川の源流だそうですね。 -- ミーアキャットです。 2013-10-22 (火) 09:14:29
  • 鷹ノ巣山については、もっともっと多く語るべきことがありますが、ちょっと余裕がありません。ごめん。この区域は太田川ー三篠川、江の川ー吉原川、沼田川ー椋梨川の三方向の源流域ですね。瀬戸内海と日本海の分水界も近くにあります。これは何を意味することでしょうか?誰か教えてください。生物相も別格と知人が言っておりました。いずれの河川にもオオサンショウウオがいる、いたと聞いています。 -- ヌシです 2013-10-22 (火) 10:30:29

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