ブログ/2013-12-11
広島・島根交流陶芸展
ぼちぼち君です。
近くの町のショッピングセンター内のギャラリーで、10人の陶芸家達による「広島・島根交流陶芸展」が開催されていました。陶芸作品を見るのは久しぶりです(写真1~5)。陶芸家それぞれが素晴らしい色合いと形を表現していました。しかし時間がなく、残念ながら足早の見学でした。可愛らしいスネークの剣山(写真6)、オオサンショウウオのオブジェ(写真7)などの特長がユーモアに再現されており、なかなかの出来栄えでした。
新聞の記事(写真8)によると、一部の作品に使われている胎土は、島根県特産の瓦粘土と同じ土を使っているそうです。この堆積層は、新第三紀鮮新世末~前期更新世の温暖期に海底に堆積したもの(海成粘土)と、寒冷時期に沼や平地に堆積した淡水成粘土が交互に重なり都野津層群(江津~浜田~益田地域に分布している)と呼ばれています。陶器は、釉薬を掛けて高温で焼成するため耐火度の高い淡水成粘土が適している様です。しかし、海成粘土も良い条件等を見つけて焼成すれば、面白い焼き物ができるかもしれないと思っています。
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