ブログ/2014-02-26
フクジュソウ
テチス海です。
黄色。幸せの色でしょうか。我が家の庭にも、春を告げる花の代表「フクジュソウ」が咲きました。早速、大正13年7月発行の牧野富太郎校訂、東京博物学研究会編「植物図鑑」(初版は明治41年)を開きました。尋常高等小学校高等科1年の時に買い求め、当時は植物少年であったことを思い出しました。添付図の左側、白黒の絵が原図(ふくじゅそう、うまのあしがた科)で、それを基にして描かれた右上のカラーの絵は、原色牧野植物大図鑑(平成9年)のフクジュソウ(ガンジツソウ)、キンポウゲ科の図です。牧野富太郎の随筆集によると、氏は植物画にはかなり自信があったようです。姿・形や花言葉(永久の幸福・思い出・幸福を招く・祝福)に似合わず根には毒があり、フキノトウと間違えて食した人が大変なめにあった事例があるようです。
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