ブログ/2014-08-02
奥穂高岳登山(上ー1)
「てかり」です。
7月22日から、標高日本第三位の奥穂高岳(3,190m)に登ってきました。当日は広島からのバス旅で長野県の上高地まで延々8時間。バスを降りて、かっぱ橋を渡り百メートルばかり下流の西糸屋山荘に入りました。 写真01.
23日朝、朝食を済ませる。 写真02.
出発まで周辺を散策。カッパ橋のワイヤー支柱は木柱ですが凄く太い、メインワイヤーは、スパイラルワイヤーでカンビールくらいのサイズでした。橋から下流側を眺めれば焼岳が、でんと座っていました。また、上流を眺めれば、早くもカルガモのメンバーが上流をめざしていました。 写真03~07
いよいよ、登山開始、上高地の上の小川の中に梅花藻がそよいでいる。きれいな冷たい水にしか育たない藻で、富士の柿田川湧水が有名で、中国地方では蒜山に生えていた、昔はオシタシにて食べたと地元のお婆さんが言っていた記憶がある。 写真08.
歩き出して30分、早速、山野草が顔を見せてきた。 写真09.
出発して約60分、3.3km林間を歩き明神に、ここは日高神社の奥宮と明神池への分かれ道。 写真10.
少し進むと、徳本峠分岐の標識があり、是より右手に入ると徳本峠を越えて松本に行けるが、10時間の行程。 写真11.
左側の遠くに、長七ノ頭が見えてきた。 写真12.
2時間歩んで徳沢に到着。ここは常念岳山系の蝶ヶ岳に登るルート分岐点で、長塀山を越えて蝶ヶ岳山頂まで約4時間。 写真13.~14.
梓川の左岸道を上り、この新村橋吊り橋を渡り、今度は右岸道を上高地まで帰る、お年寄りの方もおられた。高低差も余りないし、山上からの雪風のさわやかさ、新緑の中を6キロメートル位の行程。 写真15.
道辺にギンリョウソウが有った、葉緑素を持たない腐生植物で根が菌類に寄生して総ての養分を得て生きている。かなり実が熟している様である。 写真16.
出発して、3時間やっと穂高に入り横尾に到着した。ここで穂高岳、槍ヶ岳、蝶ヶ岳などへのルートが別れる。 写真17.
これより横尾大橋(梓川)を渡り、横尾谷に入る。 写真18.
涸れた沢添いを、1.3キロ進む、岩小屋跡の標識があり、屏風岩が見える。写真19.~20.
早春の山野草、サンカヨウはもう、ラズベリー色に熟しているが、まだ酸っぱい、八月末には食べ頃。 写真21
本谷橋まで到着、最後の吊り橋、かなり揺れるので一人づつ渡る。写真22.~23.
つづく
コメント