ブログ/2014-08-03
奥穂高岳登山(上ー2)
「てかり」です。
これより急登となり、今日の宿まで標高差500メートル。後ろに、蝶ヶ岳(2,664.3m)がそびえる。 写真24
このころから、花が多くなってきた。 写真25.~30.
写真28.キヌガサソウ
雪渓の近くは、秋だけ無い一年の凝縮した風景で、雪渓の傍ではまだ芽吹いていない木もあり、ほんの数メートル離れると春の芽立ちとなり、さらに離れると新緑萌えると言う雰囲気。 写真31.~32.
雪渓のサイドの木、一月前まで雪に埋まっていたので、雪の丈ほど赤味を残している。 写真33.
我がガイド、プロの骨頂、アイゼン(足に履く滑り止め具)も付けず、ストックも持たず、地下足袋姿で雪渓を登る。 写真34.
雪渓の横断、ここにはガイドロープが設置して有った。足を滑らせたら数百メートル滑落、終点には岩がごろごろ待っているので、どんな落ち方をしても加速が着いて、ダメージは相当な物とのこと。 写真35.
休憩の時、足元に小さな草花が咲いていた。 写真36.
やっとの思いで、今日泊まる小屋にたどり着いた、七月末だと思えない、雪の壁に囲まれて感動。寒いかと思ったが意外と暖かかった。 写真37.
する事もないのでつい、バイオ燃料(泡の出る奴)を、ジョッキ2杯ほど我が身に注入し、夕食を待った。 写真38
天気が刻々と変わり、山の峰々がパノラマの様に変わり何とも形容し難き。 写真39.
野営キャンプをする人も結構いる、たまたま寝袋の下に敷くマットを、小脇に抱えていた若い女性にビールを飲まないかと言うと、寒いからいやだと暖かい物なら歓迎すると、テントを教えてくれた。小さな一人用の黄緑色のテントだった、寝袋のアウターと言った感じで、一日¥1500で借りたのだそうな。 写真40.
(下)につづく
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