ブログ/2015-10-17
水車小屋とオオサンショウウオ
かやネズミです。
茅葺き屋根の水車小屋を造っている方を尋ね北広島町を訪れました。土師ダムに流れ込む江の川支流の最上流部にその水車小屋はありました。渓流沿い一帯の地主であるO氏が長年かけて独力で開発をしてこられたそうです。川のせせらぎを傍らにO氏の話を聞いているとこの辺りにはオオサンショウウオがいるという。今夏も子供たちが捕まえて遊んでいたとも。20cm位の小さいのから80cmの大型まで今もよく見ると話す。初夏にはホタルが乱舞するなかオオサンショウウオがこの川に現れるそうです。(写真2) O氏曰く、砂防ダムができるまではオオサンショウウオがうじゃうじゃおったと話す。何とも現代版の桃源郷の世界でした。
コメント
- まさに桃源郷ですね。かつて小さな米屋をやっていたヌシとして一言。水車で米を搗く(つく)・・弥生時代の銅鐸の文様にありますね。戦中、一升瓶に玄米を入れて棒で搗くシーンなど・・ことを循環式精米と言っていました。この方式のお米、いまは入手がきわめて困難です。市場に出回っているものは街頭のコイン精米機など金剛砥を高速でブン廻して精米する研削式精米ばかり。当然、炊いたご飯の食感はだいぶ違います。私たちが「おいしいご飯」と言っているのは、はたして何なのでしょうか?どうでもよい話ですが、結構ディープな世界につながっていきます。
ご異論がございましたら、頂戴したいと思います。 -- ヌシです 2015-10-17 (土) 11:40:04