ブログ/2015-11-22
新しい命との出会い
「てかり」です。
19日の昼、会長と事務局長とで西条中央の食事処「磯の坊」で、ゆんたくをしました。その後、豊栄に向かう。今日、アメリカの研究者が大山椒魚の自然巣穴が見たいとの事で、桑原さんが現地案内をするので来てほしいとの連絡があったようで、一寸、外国人とのことなので興味もあった。
行く途中の路端に、赤い花が咲いていた、今時、狂い咲きかと見ていたら蕾も有ったので、今時、咲く花なのだろうと見た。外来種だろうか。? 他で見たことがない。? 名前も判らない。と、? 誰か教えて・・・・・・? 写真01,02
道辺の土手で、お茶の花が咲いていた。我が故郷を思い出す、畑と田圃の境に有ったお茶の木の並び、肌寒く感じる頃になると、お茶の花の香りが何処からか漂って来ていた。六十数年前の思い出です。写真03
さて、現地に到着、桑原さんはすでに来ていて、松渡支流のイヤでヌシを確保したとのこと。車に、バキュームポンプと測長器を取りに来ていて、現場で今、研究者が見ていると説明があった。現場に行くと、研究者の方がヌシ確保の網に幼生が一匹入っていたが、ネットの網目から抜け出て逃げたと、話しておられた。現場にいたのはアメリカ国籍の日本人で、日本語の話せる、普通の日本の人だった。桑原先生と会長が、バキュームポンプで吸引を試みられた。写真04
二回目の吸引に十一匹の幼生が入っていた。写真05
幼生の殆どが、未だ卵胞の痕跡が残る個体であった。写真06
ほとんどの幼生の後足の指が完全に発達していない、出来上がるまで巣穴の中にいるのでは。出来上がったら離散が始まるのでは、?写真07
松渡巣穴のヌシ(ウネクン)の、健康診断。痩せている様には見えないが、以前より体重減、脂肪分で体力維持か、? 写真08
右足指四指、標準より短し。写真09
尾っぽの切れ込み、以前の記録と比較。写真10
生殖状態確認、おいど周りはフラットか、わずかな膨らみ、と言った態様で普段と変わらず。写真11
幼生の放流、幼生の元居た巣穴へのリリース。写真12
今年、産声を上げたであろうの幼生と、思わないところで、出会えて感激しました。元気で一人立ち出来ること、再会を楽しみにと色々考えました。
コメント
- 新しい命、新しい出会い、新しい発見・・ありがたいですね~。動かないと得られませんね。
花の名は・・音痴なので、すみません。 -- ヌシです 2015-11-22 (日) 21:32:09 - 赤い花はアロエの花です。
ウネクンの雄姿を確認して頂いてありがとうございました。 -- 畦 2015-11-22 (日) 22:50:40 - 花の葉が確認出来ませんが、細長い葉ならトリトマという植物の花です。
アロエと同じ様な花です。 -- 畦 2015-11-25 (水) 18:20:45