ブログ/2016-02-26
座禅草を見る
「てかり」です。
このところ、三寒四温がぴったりの気候で、暖かくなるのかと思えば雪が降り出して冬に逆戻りとなり、体調管理が大変です。先日、野鳥の会の人から、「座禅草が咲いた様だから見に行かないか。」と、電話が有り連れて行って貰いました。
場所は広島大学のキャンバスとのことで、中を流れている小川の縁だろうと、ぶどう池の周辺をしばし歩いたがそれらしきものは見あたらず、昼になったので学生食堂に入り食事をした。30年くらい前に仕事で来たとき、学生食堂で食事をしていたので懐かしかった。
昼食を済ませて座禅草のある場所が判らないので、(前)野鳥の会の会長だった新名俊夫さんに電話をして案内して貰うことにした。理学部の前の「ニュートンの林檎の木」の所で落ち合うことになった。この林檎の木は、ニュートンが林檎が落ちるのを見て引力を発見した、その木の分枝したもので毎年、林檎が実るとのことで新名さんは食べたと言っておられた。写真-01.02
それから、理学研究科に入場の許可を取りに行くと、なんと塩路先生が生徒に腐葉土作りの実習をしておられた。講義中だったので会釈だけしておいた。そばに、からまつ学園にあった台湾の木があった、松毬もバラの花の様で、今年の松毬の蕾もついていた。写真-03.04
さらに、キャンバス内とは思えない、自然林に入って行ったら湿地帯があった。里芋の芽のような株が見えた、新名さんが「水芭蕉です。」と説明された。「花は終わったのですか。」と、たずねたら「四月くらいです。」とのこと。
東北の方では、雪が解けたすぐ横で、水芭蕉が花を咲かせているが、こちらは暖かいので成長がゆっくりかなと思った。
湿地の木漏れ陽が入る所にあった。座禅草、初めて実物を見た。赤みを帯びた仏炎包(仏様の後ろ側にある炎形の飾り「後背」に似ていることから名がついた。)包とは、花に近い葉で花を保護している。
包の中の棍棒(花序)の表面に小さい花が無数に付いていた、悪臭がするらしいが湿地のため近寄れなかったので、どんな臭いがするのか確認出来なかった。写真-06.07.08.09
コメント
- ニュートンのリンゴ、コウヨウザン、水芭蕉、初めて見せていただいたザゼンソウの花・・植物三昧。ごちそうさまでした。 -- ヌシです 2016-02-26 (金) 12:51:03