ブログ/2022-04-07
新聞記事より ―「Aso-4」について
小ヌシです。
今から約9万年前、九州の阿蘇山で世界一のカルデラを形成したAso-4と言われている火山活動があったようです。その時の火砕流がはるか170kmも離れた山口県の半ばまで到達していたと報道されています。“火砕流” といえば、1991年雲仙普賢岳(長崎県)で発生した高温・高速の火砕流の光景を思い出します。カルデラ形成前、阿蘇山は相当高かったのでしょうね。その時の大量の火砕流は周辺のみならず、周防灘(当時は海ではなく、低地帯だったかも?)を高温・高速で、周囲を焼き尽くしながら横断したのでしょうが、きっと、その有様は身の毛がよだつほど恐ろしい光景だったでしょう。写真1
以前、小ヌシが通っていた宮崎県五ヶ瀬町の「祇園山」の山開き時に、左側のとがったところ(ピーク1307m)の山頂から阿蘇五岳の高岳、中岳、根子岳を撮影しました。穏やかな風景でした。写真2,3,4
この町から車で30分ばかり、かつての火山のすそ野のような緩やかな傾斜の地形を北上すると、阿蘇外輪山の高森トンネル、高森峠に達します。途中、Aso-4の火砕流、火山灰などが固結した岩石(溶結凝灰岩?)をたくさん見ます。
参考:ブログ/2022-01-01
:DocumentFile_664_file.pdf (kumamoto.guide)(阿蘇ジオパーク)
http://www.aso-geopark.jp/
http://kumamoto.guide/shugaku/files/DocumentFile/0/DocumentFile_664_file.pdf
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