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ブログ/2023-01-01

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図録「化石からたどる植物の進化」

―陸に上がった植物のあゆみ
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写真1 表紙

小ヌシです。
新年 明けまして おめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
さてだいぶ前、2002年の大阪市立自然史博物館特別展の図録です(B5 50P)。前回ブログでご紹介させてもらったO顧問さん。先生から岡山県鴨方町での“恐竜”発掘調査の情報をいただき、岡山県の高校生たちが夏休みの期間、継続して発掘している露頭に行き、数時間一緒に掘らせてもらい、葉の欠片の密集した化石を1個見つけました。そこからは多くの植物化石が見つかっていると仰っておられ、「いつの時代?」と尋ねると、「植物と動物では時代区分が異なり植物の方が数百万年ほど早いので、中生代か新生代かは決められない」といった主旨の話を言われ、参考書として先生からこの本をいただきました。写真1,2

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写真2 はじめに 謝辞

たしかに植物基準で古植代、中植代、新植代と年代が区分されています。左のおもに動物中心?に区分された年代と右端の植物を中心とした年代区分と比べてみて下さい。写真3,4

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写真3 表見開き

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写真4 裏見開き

グロッソプテリスという植物化石の分布などから、古大陸“ゴンドワナ”が分裂、移動したと唱えた探検家?のウェゲナーの熱意、努力。やはり、凄いです。写真5

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写真5 P24から

動物はまず植物のおかげで生きながらえてきたのに、あまりに知らない自分。恥ずかしいです。
山に樹々が繁り身辺には緑が溢れていて見慣れた光景ですが、今一度、植物について
虚心坦懐に学び、その「偉大さ」を感得できればと思っています。この歳になって、いえ、この歳だからこそ気が付いて再勉強することが多く、忙しいですね(苦笑)。
今年も頑張ろう!



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