自然に親しみ、観て触れて学びながら、自然を守ろう

ブログ/2023-05-14

Top / ブログ / 2023-05-14

230511の毎日新聞さんのネットニュースです。

~野生復帰のコウノトリ、広島で初のひな誕生 「静かに見守って」~
230511毎日新聞コウノトリ.jpg

写真:営巣中のコウノトリのつがい。ひなに与えるヘビをくわえているとみられる
=広島県世羅町で、渕脇直樹撮影© 毎日新聞 提供

小ヌシです。
コウノトリのひなが誕生したと報じられている広島県世羅町はオオサンショウウオ調査の東に位置する地域で、大変嬉しい知らせです。ナイスショットの画像と、野生個体の絶滅(1971)から列島再現に至る長文の記事 ↓ ですが、貼り付けています。写真1

 ~広島県世羅町に国の特別天然記念物、コウノトリのつがいが飛来して営巣しており、町教育委員会は8日、ひなが誕生したとみられると発表した。国内の野生のコウノトリは一旦絶滅したが、兵庫県立コウノトリの郷公園(兵庫県豊岡市)を拠点とする保護・増殖と放鳥活動により、自然下で生きる個体が復活。コウノトリの郷公園によると、野生復帰後に広島県内で繁殖が確認されたのは初めて。

親鳥は兵庫・豊岡生まれ、電柱上に巣づくり

 世羅町教委によると、2羽は2020年に豊岡市で生まれた成鳥で、両翼を広げた長さは推定約2メートル。23年2月に町内の電柱で木の枝などを集めて巣づくりする姿が確認され、4月に産卵したとみられる。その後、餌を吐き出す仕草が複数回確認されたため、5月4日にふ化したと推定した。ひなの姿はまだ確認できていないが、順調に成長すれば、7月中旬には親鳥と同じ大きさとなる。

 近所の主婦によると、つがいは一度巣を離れた後、再び戻り営巣を再開。カエルをくわえて巣に戻る姿を見たという。「大型連休中の大雨が心配だったが、ひなに餌をあげているようで安心した。トビやカラスに気をつけて大きくなってほしい」と話していた。コウノトリは警戒心が強く、町教委は観察する際は巣から150メートル以上離れ、静かに見守ってほしいと呼びかけている。

2022年は京都や島根など8府県で繁殖

 コウノトリはかつて全国に生息していたが、1971年に野生の個体は絶滅した。豊岡市ではソ連(当時)から譲り受けた個体を飼育し、2005年から放鳥による野生復帰の取り組みが始まった。コウノトリの郷公園によると、3月31日時点で298羽のコウノトリが国内に生息し、22年中に京都府や島根、鳥取県など8府県で繁殖が確認された。広島県では過去に世羅町や三原市などへ飛来したことはあったが、営巣や繁殖には至らなかった。

水辺の生き物が餌

 今回の営巣地は田畑や里山に囲まれ、近隣にため池が点在する。コウノトリは水辺の生き物を餌とする肉食性で、コウノトリの郷公園の担当者は「繁殖には両生類や魚、昆虫などが安定的に得られる自然環境が必要」と話している。【渕脇直樹】~

将来、豊栄町のオオサンショウウオ(国特天)調査時に、沢山のコウノトリ(国特天)の飛んでいる姿が見られるかもしれませんね。楽しみです。

◎野生復帰のコウノトリ、広島で初のひな誕生 「静かに見守って」 | 毎日新聞 (mainichi.jp)

参考:ブログ/2019-11-23(呉市)
  :ブログ/2020-10-25(東広島市)



コメント


認証コード(3944)

powered by Quick Homepage Maker 4.27
based on PukiWiki 1.4.7 License is GPL. QHM

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional