広島県の植物方言と民俗
広島県の植物方言と民俗
渡辺泰邦(2007)、シンセイアート、\3,800
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中村慎吾補訂;表紙・挿絵が加納千里子さんによって描かれています。
波田善夫先生(岡山理科大学副学長・植物物生態学者)の推薦文を引用しよう「自然の恵みを利用して生きていた時代、人間は動植物にさまざまな名前をつけて区別し、利用してきた。
たとえば、自然からえられる食材のなかには、美味なものもあるが有毒なものもある・・・その知識を家族や地域で共有するとともに、次の世代に確実に伝えていく必要がある・・・先人の植物に対する関心と判別力の鋭さに感服せざるを得ない」。
なんとなく癒される加納さんの絵に惹かれながら、植物方言に昔を思い出し、元気をもらいましょう。
沖村 雄二