ブログ/2014-03-21
体験! 発見!! オオサンショウウオがすむ河川 (3)
写真44 桑原先生のオオサンショウウオの説明を聞いているみなさん
ミーアキャットです。
第二部は川の上流部(第二会場)に移動して,オオサンショウウオの生息地に向かいました。
現地に着いた途端,目のいい方から『歩いているよ』の言葉。これにはさすがにビックリ。みなさんを待ちかねたように歩き回っていました(写真45)。
早速,清水先生が水中に入られて網ですくわれました(写真46~47)。
このオオサンショウウオは,昨年9月から産卵巣穴で卵や幼生を守ってきたヌシさんでした(写真49)。
噛みつかれないようにYさんに口を保護してもらって,子供達がそっと触ってみました(写真51)。
そのうち,2頭目がすくわれて来ました。これもでかいです。まるでシーボルトの『FAUNA JAPONICA ファウナ・ヤポニカ(日本動物誌)』に載っている絵を見ているようです(写真52)。
そのうち,3頭目もすくわれて来ました(写真54)。
落ち葉たまりからは幼生も数匹見つかりました(写真55)。
桑原先生はじめ皆さん,『観察会に3頭も現れて歓迎してくれるとは,びっくりしたね。しかも幼生も見られるとは』と感動されていました。
広島大学総合博物館のHさんは,『いつも,いつもすくって,すみません。今日も大変お世話になりました』とヌシさんに一礼しながら放流されました。一瞬目頭が熱くなりそうでした。
清武西地域センターに帰り着いて,あったかいお汁粉を戴いていたら,帰りがけの家族の乗った車から,小学生が窓を開けて『楽しかったね!』と大声をかけてくれました。今回のプレ大会が成功裡に終わってよかった~。
おわり
コメント
- ほとんど受付にいたヌシは、ミーアさんの手にとるような報告と豊富な画像に感謝です。おかげで時系列に行事の模様を知ることができました。力作のブログ3部作をありがとうございます。お疲れさまでした。 -- ヌシです 2014-03-21 (金) 17:45:30