ブログ/2023-05-29
“ムツゴロウさん”とオオサンショウウオの出会い
小ヌシです。
先日のブログ/2023-05-26「オオサンショウウオの川」(昭和61-1986年発行)に、“ムツゴロウさん”こと畑正憲さんが「以前、オオサンショウウオのことを書いた本がある」と載っていました。「どんな本なんだろうか?」と探しました。「月刊ペン 創刊号」(昭和43-1968年発行)にありました。多分これでしょう。50年以上前の雑誌、経年劣化?で文字が消えそうなのでドキュメント大サイズのまま、頑張って全文アップしました。ご了解ください。A4サイズ P221~P231 写真1,2
「~あの日の研究室 初めてオオサンショウウオに会ったのは、ほぼ10年前、東大の研究室にいたころであった。」と、始まる文章は軽快で洒脱。10年前ということは昭和33年ごろになる勘定。その時の出会いの感想が最高です。その後、三重県の名張市赤目での“ムツゴロウ流”実体験に移ります。ここも大変面白い!ですが、真似されませんように。写真3~11
「このときの不思議な一体感は、素晴らしい経験であった。その後、数多くの動物とつきあうようになったが、そのたびに何かしら役に立っている。少し大袈裟かもしれないが、このとき初めて動物学へ足を踏み入れたと今でも信じている」、「動物との一体感を味わったのは、オオサンショウウオが初めてである」とも書いておられます(P223)。
しかも、この創刊号にオオサンショウウオを「天然記念物シリーズ・動物 1」として上梓されたように、ムツゴロウさんにとって大きな存在だったようです(P221)。
写真3 P221 オオサンショウウオ「天然記念物シリーズ・動物 1」
小ヌシはムツゴロウさんが「オオサンショウウオを動物学の起点にされた」など、今の今まで知りませんでした。お恥ずかしい限り。おこがましいのですが、小ヌシも共感できます。また、ここでも石川千代松博士が登場します。
◎日本サンショウウオセンター | 忍者修行の里 赤目四十八滝 (akame48taki.com)
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