ブログ/2022-03-04
思い出の写真から(6)
◆上三永衝上断層群
小ヌシです。
この写真には3本の断層が確認できます。これは、当会のFさんが東広島市西条町上三永から竹原市仁賀町に抜ける県道330号線の拡張工事中に見つけられ、後日、O顧問に同行し観察しました。
残念ながら、この露頭は早い段階にセメントで吹き付けられ、今見ることはできません。
この付近の地殻変動が古黒瀬川の流向を変えた可能性がありそうです。写真1
ブログ/2022-03-03の写真3「賀茂川源流探訪マップ」の右端に「東広島→」とあります。
竹原市の源流入り口から東広島市境までは割合広く平坦な地形だったと記憶しています。不思議な感覚でした。「埋積谷?河川争奪?この旧道あたりを歩いてみたら、面白い発見があるかも?」と、素人の小ヌシは勝手に思っています。
詳しくは「東広島の自然誌」のⅢ号「東広島の大地」P8,9,16(沖村ほか)に解析されています。P16から一部引用。走向は北西-南東、中程度の北東傾斜、北東側が衝上と書かれています。写真2
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