ブログ/2022-03-15
南薫造企画展「耳をすませば」
◆━絵の「音」を聴いてみる━に行きました
小ヌシです。
この数日温かいので梅林は満開。動きやすくなりましたね。
3月10日、町内の南薫造記念館で開催中の企画展に行きました。
絵の中から「音」を探すユニークな企画展です。
一枚一枚の絵から、「音」を探しながら見せてもらいました。写真1
「今年の苗は・・」と話声が聞こえそうです。田面を流れる風の音、木々の梢が揺れる音、森では鳥も鳴いています。畑で鍬打つ音。子どもたちの笑い声・・・・。
小ヌシも昭和50年代初頭に、こうした“もやい”(結?)の共同作業で手植えの経験をしました。当時が思い出されます。まず、女性たちは苗代で苗の支度、男性はそれを運んで田んぼに。田植も賑やかでした。歌の一つも出そう。
海の絵からは「ざぶんざぶん」と渚に打ち寄せる波の音など、こうやって絵の中の「音」を探すと印象が味わい深いものに変わりますね。嗅覚、触覚などの五感を使って想像する、おかげでいつも以上に、自然の中に働く人達への画伯の温かい視線、その穏やかな画風を感じることができ、癒されました。写真,2,3
昭和19年、故郷の安浦町に戻られ、それ以降、空襲で焦土と化した都市には戻られなかったようです。画伯の苦悩や人柄が推測される資料です。写真4~7
南薫造:ただ変わらざるは山河と月光・・。
Uさんの返し:国破れて山河あり・・国破れて再開発あり。
小ヌシ:う~ん、うまい!そうですね。
アトリエで今年のお雛様に初めて逢えました。やはり、良いものですね。写真8
「お好きな絵を一枚選んで、お持ち帰りください」と、お土産の嬉しい“絵はがき”です。
茅葺家に人が描かれています。ありがとうございました。写真9
コメント
- 安浦で「音」といえばブログ/2014-03-05は外せないですね。
忘れないうちに、コメントしました。 -- 小ヌシです 2022-05-06 (金) 11:53:19