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ブログ/2022-04-20

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新聞記事より-「姶良(あいら)火山灰」

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写真1 2022.4.19付 中国新聞

小ヌシです。
広島市安佐北区白木町を流れる三篠川の川岸で、「姶良火山灰」の地層が発見されたと報じられています。研究された広島大学の早坂康隆先生ありがとうございます。写真1

「多量の火山灰が鹿児島からこんな遠いところまで」と驚き、さっそく先日の「新訂地学図解」を開いてみました。
入戸火砕流、姶良Tn火山灰の広域テフラの存在などから、まさに巨大と言ってもいいかもしれません、規模の大きな火山活動があったことが推測できます。三篠川でもオオサンショウウオの調査を行っていますが、当時、火山灰降下で環境が激変しただろうと思いました。
写真2,3

写真2「新訂地学図解」P143 広域テフラ
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写真3 「新訂地学図解」P29 カルデラ部分加筆
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ネット記事↓
安佐北区白木に3万年前の火山灰地層 鹿児島の噴火、西日本豪雨で露出 | 中国新聞デジタル | 広島を中心とした中国地方のニュース・情報サイト (chugoku-np.co.jp)
https://www.chugoku-np.co.jp/articles/-/156861

参考:ブログ/2020-06-06
  :ブログ/2022-01-02



コメント

  • 島根県出雲市の「道の駅キララ多伎」の近くにある「砂原遺跡」の火山灰層のことを、「ヌシの部屋の投稿記事」に探しましたが見つけられませんでした。 -- 小ヌシです 2022-05-29 (日) 09:10:15

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