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ブログ/2022-03-08

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「原色化石図鑑」から

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写真1 表紙

小ヌシです。
学生のころ、高くて買えなかった本でした。43歳のマイバースディープレゼントに購入しました(苦笑)。保育社の「原色化石図鑑」(S41/1966年 浜田、益富共著、A5サイズP268)です。発行が50年以上も前でちょっと古く、1970~1980年代の新しいプレートテクトニクス的な視点で書かれていないのですが、化石の概説的な図鑑は意外にありませんし、美麗な写真も楽しめます。写真1

古い化石にとにかく夢中になり、この本の解説文などから、シルル紀やデボン紀の石灰岩化石産地の「高知県の横倉山」や「宮崎県の祇園山」などの存在を知り、遠路をいとわず探し訪ねていきました。
1998年8月、宮崎県の「祇園山」に辿り着いて山を見た時は、身震いするほどの感激を味わいました。
それからの化石行脚は仕事を終え四国、九州に、週末に出発し車中泊で月曜日の朝には帰って仕事と。車も肉体もハードな行程でしたが、若かったんですね。今はもう無理です。写真2,3,4

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写真2 PL12

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写真3 P23

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写真4 P24

この本にはオオサンショウウオの化石も紹介されています。ドイツのボン近郊で発見された中新世のアンドリアス・チュディイ(Andrias tschudii)だそうです。
以前、造形作家の三澤さんから購入した模型-アンドリアス・ショイツアー(Andrias scheuchzer )―?と、よく似ているように見えます。
写真5,6,7

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写真5 P165

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写真6 P166

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写真7 PL83

参考:ブログ/2014-01-21(高知県横倉山)
  :ブログ/2014-03-10(横倉山)
  :ブログ/2014-03-14(宮崎県祇園山)
  :ブログ/2014-03-26(祇園山)
  :ブログ/2022-02-18(国際層序年代表)
  :ブログ/2019-08-07(へそまつりの展示模型)



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