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ブログ/2023-01-24

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「三津地域の地質」

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写真1 表紙

小ヌシです。
前回のブログ「魚暦」で少し紹介させていただいた「安芸津町史」(平成23年 東広島市)。
地質学などに素人の小生が廻りの人たちの強い勧めもあって書く気になれたのは、幸いにもこの5万分の一の「三津地域の地質」(平成13年2001経産省産業技術総合研究所 地質調査所)―以後「産総研 三津図幅」と記す―があったからです。で、ご紹介しておこうと思いました。写真1,2

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写真2 同目次

この5万分の一の詳細な地質図幅は全国全県網羅されているわけではありません。写真3

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写真3 発行済みの5万分の1の地域(ネットから)

「三津図幅」の地質の説明がネットの産総研さんの地質調査総合センターにありましたので、引用させてもらいました。写真4

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写真4 地質図 ネットから

5万分の1地質図幅「三津」|イベントカレンダー|産総研 地質調査総合センター / Geological Survey of Japan, AIST (gsj.jp)
2000-2001年作成の新作地質図
5万分の1地質図幅「三津」
松浦浩久
本地域は今年3月に発生した芸予地震の震央に近い広島・愛媛県境の瀬戸内海に位置しています.
本地域には丹波帯相当のジュラ紀付加体と考えられる堆積岩コンプレックス,白亜紀火山岩類及び白亜紀深成岩類が広く露出していて,古第三紀堆積岩類,中新世火山岩類及び第四系も小範囲に分布しています.
ジュラ紀付加体南部は千枚岩ないしスレート質になっていて,領家変成岩類弱変成部に相当します.
白亜紀火山岩類はデイサイト〜流紋岩火砕流堆積物と流紋岩溶岩からなります.デイサイト火砕岩のガラス質基質は風化によって赤色粘土化しています.この粘土は煉瓦の原料になり,またこれを含む土壌はジャガイモの栽培に適しています.
白亜紀深成岩類は陸上では花崗岩の分布が広くなっていますが,花崗閃緑岩は海岸に沿って分布しているので,海底には花崗閃緑岩が見かけ以上に広がっていると予想されます.海底には更新統が広く水没して分布しており,海峡の海釜からは潮流で洗い出された旧象や鹿などの化石を産しています.
また更新統から洗い出された砂は海砂採取の対象になっていましたが,生態系に影響するため広島県側では採取が中止されました.・・・・

その後の新しい情報として、日本地質学会で広島大学の早坂先生他が発表されておられます。おかげで、抱えていた多くの疑問を解くきっかけをいただきました。

◎第123年学術大会(2016東京・桜上水)
DOI https://doi.org/10.14863/geosocabst.2016.0_116
主催: 一般社団法人日本地質学会
R1.深成岩・火山岩とマグマプロセス
◎ジルコンのU-Pb年代にもとづく山陽帯―領家帯の白亜紀火成活動史および削剥史
早坂 康隆, 田島 詩織
◎Microsoft Word - 16地質学会_早坂・田島.docx (jst.go.jp)
ジルコンのU-Pb年代にもとづく山陽帯―領家帯の白亜紀火成活動史および削剥史 (jst.go.jp)
◎地質図幅 (aist.go.jp)
◎産総研:20万分の1日本シームレス地質図 (gsj.jp)

松浦、早坂両先生ほかに厚くお礼申し上げます。ありがとうございます。

参考 ※安芸灘とびしま海道の旅(7)
   ※『広島市安佐町の大地』見直し作業に協力



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