自然に親しみ、観て触れて学びながら、自然を守ろう

2014年1月~6月

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平成26年度総会開催

 6月15日(日)13時30分より東広島市サンスクエア3Fにおいて平成26年度東広島市自然研究会の総会を出席30名(委任含む)のもと開催。
 療養中の土岡会長も出席して開会の挨拶をしました。「会員からの報告」では大繁、上田の両会員が発表。総会は岡田議長のもと議事進行。決算案、予算案ともに提案通り可決成立しました。
 沖村顧問より今後の会のあり方などの提言を「閉会の挨拶」でいただきました。

(事務局)

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総会                 土岡会長

主な26年度行事予定
①ひがしひろしま環境フェアー2014
 日時:2014年7月26日(土)10:00~16:00
          ※準備は26日(土)8:00~9:30  スタッフ募集
    ・場所:道の駅湖畔の里福富(福富町久芳1506)
    ・テーマ 「発見!オオサンショウウオがすむ河川」パネル、模型の展示

②第11回日本オオサンショウウオの会 東広島大会 9月27日(土)~28日(日)

場所:東広島市豊栄町一帯

③第24回東広島市生涯学習フェスティバルへ参加
  ・開催期間:2014年11月1日(土)~11月2日(日)
  ・開催場所:アクアパーク(東広島運動公園)体育館 スタッフ募集

④エコバスツァー
    ・日時:2014年11月23日(日)AM8~PM5
    ・場所:(仮題)瀬戸内しまなみ海道「海賊の居た島々」

⑤自然観察会
    ・適宜開催
    ・希望観察場所をお寄せください。事務局まで


豊栄小学校への出前講座

中国新聞 朝刊 2014年5月31日(土曜日)
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会報「東広島の自然」No.45 発行

会報第45号 平成26(2014)年3月31日付け(年1回発行)

 会員の皆様へは年会報誌を昨日(5月29日)発送いたしました。大変遅くなりましたことご容赦願います。 特集「里山のたからもの オオサンショウウオ2013」をはじめとした記事は豊富な写真をベースに大変読みやすい内容になっております。ご愛読ください。
 尚、会員外の希望者には1冊1000円(送料込み)でお分けしております。事務局までご一報ください。(事務局 上田)

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表紙                   裏表紙(P48)


「山水賞」受賞 東広島オオサンショウウオの会

中国新聞
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                    活動報告をする清水則雄氏

 東広島市市制40周年 企画特集記事

 『次代へ伝えたいふるさとの宝』として【オオサンショウウオ】と【ホボロ島】が中国新聞企画特集に掲載されました。(下参照)
 ホボロ島は前会長の沖村顧問が調査をされて消滅のメカニズムを解明。オオサンショウウオは土岡会長が「東広島オオサンショウウオの会」の会長として生殖状況を調査中。

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中国新聞 朝刊(2014年5月18日付け)


 広報 東広島 5月号

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市の広報紙5月号の表紙は我らがオオサンショウウオです。
水中で石にちょこんと頭を乗せている正面のポーズで、ブルーの眼が可愛いですね。
斑点や体の特徴から、“キズチャン”と愛称を付けている子だと分かります。♀です。お久しぶりです。一昨年前の秋、この子によって、椋梨川ではじめての産卵・繁殖を確認させてもらいました。特集「水の生まれるまち」・・東広島市はまさにその通りです。日本海にも、瀬戸内海にも流れる河川の源流域をもっています。「大好きだよ、きれいな水」(キズチャン)・・その通りです。汚い水では病気になりやすく、生きていけません。市民に広く知っていただきたいことです。(文責、土岡)


祝! 蔵田市長当選!

 おめでとうございます。このたび、当会顧問の蔵田義雄氏が東広島市長に3選された。お祝い申し上げます。
 平成19年5月開催の本会総会で、蔵田市長には歴代会長4人と共に顧問就任をお引き受けいただき、「都市的利便性と豊かな自然環境を生かしながら、将来の世代に地域の資源を継承できる東広島市独自の特色あるまちづくりを進めたい」と、ご挨拶された。(会報No.39、2007.12)“平成の大合併”で市の環境は海域も含め多様なものになっているが、私どもの会も「自然と人間が調和した美しい古里の実現」の夢を持ち、「日本一住みよいまちづくり」構想に、微力ながら貢献していきたい。(文責:土岡)

2014.4.21


中国新聞の記事に豊栄のオオサンショウウオ 

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東広島市の懸賞論文表彰最優秀賞決定

 私達は豊栄町に生息しているオオサンショウウオを「里山のたからもの」と位置づけて、詳しい分布調査や広報・啓蒙活動をしてきた。並行して、中国から留学されている広大院生の趙さんと広大院生のSさんは「エコミュージアム」構想で、豊栄町民を対象に意識調査をされた。彼女たちがアンケート用紙を持って歩かれる際、私達の講演会や住民説明会などで多少の便宜を図ってあげることができた。それはわずかな協力だったが、私どもは彼女たちも「同じフィールド仲間」と思っている。
 このたび、趙さんが調査結果を纏めて東広島市学園都市づくり交流会議の懸賞論文に応募したところ、見事、最優秀賞を受賞された。仲間の最優秀賞受賞は昨年の山崎大海氏に続いて2年連続の快挙である。大変嬉しいことである。
 オオサンショウウオの今後の保護活動に向け、この論文から大きな指針を得ることができるであろう。また、「豊栄の明日」は「私達の明日」と言い換えても良いであろう。
 記して、お二人に感謝申し上げる。 (文責:土岡)

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会員の加藤寛二さん画集を出版

見て良し、読んで良し!
・・心温まる一冊である。ぜひに。
東広島市には「たからもの」が一杯ありますね。(文責:土岡)

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広島大学・両生類研究施設 国際シンポジウム開催

東広島市豊栄町のオオサンショウウオ達が、このたびの国際シンポで、イギリス、ドイツをはじめ世界中の両生類研究者に知られました。
この発表は今後の生息環境の改善や生態研究を進めていく私達に、大きな自信を与えてくれます。ありがたいかぎりです。彼らとの出会い(2011.4)からまだ3年も経ていない今、全国大会開催や国際的な発信ができたのも、関係各位の熱い思いとご尽力の賜物です。ありがとうございます。(土岡)

会場の様子はコチラ→ ブログ/2014-03-29

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展示ポスター


ご案内

広島大学において開催される両生類研国際シンポジウムで、私達が調査してきた東広島市豊栄、椋梨川のオオサンショウウオ達がこのたび世界にむけ発信(ポスター発表)されます。
場所や時間は下記のとおりです。事前申込みは不要ですし、懇親会等に参加しなければ参加費も無料ですので、ふるって、お気軽にご参加ください。過去の「ヌシの部屋」記事に「ここのオオサンショウウオを世界に!」とちょっと意識して書き込みましたが、こんなに早くその機会がやってくるとは思ってもいませんでした。過去の記事(ブログ/2013-04-16 ブログ/2013-05-11 ブログ/2013-10-21

・場所:理学研究科E棟
・時間:27日9:30(受付8:15-)-18:05 28日09:00(受付8:00-)-16:50
・発表時間:27日14:10-15:40 28日12:35-13:50
・発表場所:理学部E棟203号室
シンポジウムの詳細(下記、日本語)
http://home.hiroshima-u.ac.jp/amphibia/FronAmphBiol/FronAmphBiol/Japanese_Top.html

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東広島市自然研究会会長 土岡健太


 笑顔が一つになりました

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オオサンショウウオ親子観察会開会式 (清武西地域センター 2014年3月16日)

観察会は参加者の晴れ男、晴れ女の力で良いお天気に恵まれました。
しかも大盛会のうち、予定時間内に終えることができ、東広島市教育委員会、環境対策課、広大総合博物館、地元、当会の総勢30数名のスタッフの努力も報われました。皆さんありがとうございました。ここ2年あまり、私達は川での調査を精力的に実施してきましたが、全国大会も視野に入れ、今回はじめて観察会を催しました。いわば、感動のおすそわけです。参加された保護者、子どもさんたちに感激、感動していただけたようです。観察会の様子はブログ「ヌシの部屋」の書き込みにあるとおりです。

日本オオサンショウウオの会 東広島大会実行委員会 
委員長 土岡健太


 オオサンショウウオ親子観察会

中国新聞(朝刊)2014年3月18日

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 広島大学総合博物館研究報告第5号発行される

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研究報告表紙

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別刷表紙

この研究報告5号に記載された論文は、「椋梨川のオオサンショウウオ」が初めて公的機関によって正式に報告された論文である。大変嬉しいことである。
「東広島市豊栄町に生息する国の特別天然記念物オオサンショウウオの保全に向けた実践的研究」と題し、山﨑大海(当時広大院生)さんが平成24年度東広島市学園都市づくり交流会議に提出して最優秀賞を受賞した論文(以下↓):
http://www.city.higashihiroshima.hiroshima.jp/uploaded/attachment/46179.pdf
に年度末のデータの追記や内容の一部を改訂したものである。論文は広大博物館の清水先生のご尽力が大きいが、私は調査活動をはじめから一緒に行ってきた皆とともに大いに喜び合いたいものである。東広島市自然研究会は代表して2名記していただいた。
広大博物館研究報告5号↓
http://home.hiroshima-u.ac.jp/museum/kenkyuhokoku5.html


 感謝! HP訪問者、20,000人に

会長 土岡 健太

 
いつも当会のHPにおいで下さり、ありがとうございます。
おかげさまで、このたび累計20,000人を超えるお客様をお迎えすることができ、感無量です。サイト運営担当者とともに厚くお礼申しあげます。このHPは昨年1月1日開設し約230日で10,000人のお客様をお迎えし、さらに190日余で+10,000人の賑わいになりました。また同時に、ブログ「ヌシの部屋」の訪問者も大盛況、商売?繁盛のようです。「ヌシの部屋」の投稿者も9名とますます充実してきました。記事は「何でもあり」の状況になり、ヌシとしては目を白黒する日々ですが、ありがたいかぎりです。

「みんなのホームページとして作り上げていきたい」と考えていますので、皆さんの忌憚のないご意見やご参加をいただきたいと思っています。気づかれたことなど何なりと遠慮なくご指示ください。がんばります。

平成26年2月27日 

 オオサンショウウオ親子観察会のご案内

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 オオサンショウウオの人気

中国新聞記事(2014.2.25).jpg


新川英明先生のご逝去を悼む

 新川英明先生は、東広島市自然研究会の創立者で、初代の会長を4年余り勤められ、現在の東広島市自然研究会の礎を築かれただけでなく、機会あるごとに会のあり方についてご指導を受けました。2010年、創立20周年記念総会の際には創立時の原点に帰って活動するようにとご講話をいただきました。
 昭和の大合併を控えて諸制度の見直しが始まり、平成17年には、市から本会に交付されていた補助金が打ち切られ、会が存亡の危機にさらされたことがあります。当時、私は会長に就任して2年目、会の内容がほとんど理解できていない段階でなすすべもなく、内部に不協和音が渦巻いていたこともあって、辞任を覚悟して悩みに悩んだ明け暮れでした。そんな折、不協和音の一掃を念じて意を決し、今後の会のあり方について先生にご相談申し上げ、再興の機運と方策を賜り、現在の本会があると言っても過言ではありません(新川先生のお考えで当時の市長と3者会談が実現して、補助金の打ち切りが解消されたのを忘れることはできません - 会報の発行が続けられる目途がつき、会則も変更した再出発は、80人に減っていた会員が145人に増えたきっかけにもなりました)。
 新川先生の人となりは、先生の回想録でもある「愛」(216ページ)のいたるところで伺い知ることができます。東広島市自然研究会についても、常に暖かい目で見てくださっていました。「愛」の表紙の文字は奥様(裕子さま)の墨書であり、暖かい手が差し伸べられている装丁が、東広島市自然研究会の健全な成長を祈っておられるように思えます。

先生ありがとうございました。合掌

   安らかにお眠り下さい

沖村雄二(東広島市自然研究会顧問)
2014平成26年2月20日

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 広島大学総合博物館のイベント案内

一見するとまるで生きた鳥のよう・・・。
バードカービングとは、優れた観察眼と繊細な技術を駆使し、一つの木片から彫り出された野鳥彫刻です。
 今回のふむふむギャラリーは、バードカーバーの松長由岐子氏より総合博物館に寄贈された37点の作品の中から展示を行います。海外コンクールで上位入賞した作品をはじめ、本物と見紛うほどのカービング作品をご覧いただけます。期間限定の特別展示です。生きた鳥や剥製とは一味ちがう、特別な美しさをもつバードカービングの世界を、ぜひお楽しみ下さい。
 また期間中、関連企画として『鳥』を楽しむ講演会&ギャラリートークやミュージアムコンサートも実施します。こちらもぜひご参加下さい。

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新年ご挨拶「点を線に、線を面に」

東広島市自然研究会会長・東広島オオサンショウウオの会代表  土岡健太

皆さん、明けましておめでとうございます。
東広島市自然研究会は1991年創立の一般市民の任意のボランティア団体です。活動内容は東広島市を中心とした地域の自然の研究などと多岐・多方面にわたっています。近年はオオサンショウウオ活動を通じて全国にその存在を知っていただいているようですし、行政にも暫時知られてきています。さらに、新設のHPは会員諸君の尽力で満1歳を迎えることができ、多くの内容を発信させていただいてきています。本年もこの方針を引き続きたいと思っています。ご支援のほど、よろしくお願いします。
さて、画像は広島県におけるオオサンショウウオの分布(目撃情報を含む)を表わしています。四角で表現されたところは生息・繁殖の確認と保護活動がなされている地域です(図は桑原先生のものを借用)。県内の活動地域は、左上の四角で表わされた北広島町の志路原川と中央の豊栄町の椋梨川の2ヶ所しかありません。数少ない小さな点ですが、決して消してはならないと思っています。広島県は「オオサンショウウオの王国だ」、そう言われるよう頑張りたいですね。
平成26年1月1日

図15広島県内の分布図img897-1.jpg    画像の説明

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