ブログ/2023-05-11
安芸津町の「龍川窯-要田明由展」に行きました
小ヌシです。
5/6 、時折小雨のあいにくのお天気でしたが、隣町の陶芸展を観に行きました。
会場は安芸津駅前の三津福井館。周りはちょっと空き地が目立ちますが、「安芸津町おこしボランティアの会事務局」もあり、初めて訪ねるところです。落ち着いた感じが良いですね。写真1,2
新聞記事に気になる一文「安芸津の土を使った」とあったので、「安芸津のどこの土か」それを確かめたいと思いながら鑑賞させてもらいました。写真3
会場には三々五々とお客さんがあり、ちょうど良い雰囲気でした。
受付の女性に「記事にある“土”はどこの土ですか?」、「正司畑(しょうじばた)です」と返事をいただきました。正司畑は安芸津町北部から竹原市仁賀に至る途中の集落で、あの辺りの土、「灰ヶ峰層の土か」と納得です。写真4~9
Mさん(同級生のお兄さん、館長さん)と久しぶりに再会。「昨年のO顧問さんの講演会以来ですね」と。また、その同級生の消息や「昨日5/5午前中の来館者はすごく多かった」など、嬉しいお話も聞かせてもらいました。
展示作品から素朴さの中の強い生命力を感じ、「独学で、よくぞここまで」と。土と火が織りなすいろいろな窯変、壺に刻まれた文様は大地から湧き立つエネルギーの波、連痕の表現?などを追求された素晴らしい芸術家が地元におられたとは知りませんでした。
満たされた時間をいただき、ありがとうございました。写真10
「安芸津の土」の恩恵はジャガイモとレンガと蛸壷だけではなかったのですね。
大きなものがまた一つ増えて嬉しいです。安芸津はすごい!
参考:ブログ/2022-09-15(ホボロ島講演会)ほか多数
:ブログ/2023-01-24(三津図幅)
:ブログ/2023-03-14(進藤松司さん)
:ブログ/2023-03-15(安芸津町郷土資料室)
:ブログ/2023-03-21(三浦仙三郎)
:ブログ/2023-03-23(ジャガイモ)
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